ひざの痛みを気にせず走りたくないですか?

プロフィール

走って・試して・良かったアイテムだけを厳選してご紹介する、『ランニングギア取説』運営者のタツヤです。

四十路よそじ溺れる…

これまで、これといったスポーツに縁のなかった四十路が、無謀にもアクアスロン大会に参加。

アクアスロンでのゴールシーン

その結果がこちら。

アクアスロンの成績表

あらためてメチャメチャ遅くてビックリです。(泣)

プールでの750mはわりと楽に泳げるのに、レースとなるとペースは乱れるわ、視界が暗くて川底が見えずに恐ろしいわで、ホント死にそうでした。

言ってしまえば、ほぼ溺れているような状態。

「お金を出してこんな大会に参加したオレのバカ!」「もうムリ!」「今すぐ棄権しよう!」といった言葉だけで、頭の中でグルグルと回り続けました。

それ以外、ほぼ溺れているような状態。

アクアスロンでのスイム1
アクアスロンでのスイム2

それでもなんとか生き延び、いざランへ。

ウエットスーツをかっこよく脱ぎ捨て、走りだしたものの、「オレの脚じゃなくねぇ」と…

大げさでも何でもなく、ホントに鉛のようでした。(汗)

ウエットスーツで川を泳ぐこともなければ、その後に走るなんてこと、まずないですから!!

それでも何とか最後まで走り抜き、138人中86位とビミョ〜な、ほんとにビミョ〜な結果に。

それはさておき、参加して一番嬉しかったのは「完走できたこと!」ではなく、「沿道からの声援」です。

「またまた〜」って思うでしょ?

でも偽りない本心です。

何となく聞いてはいたんですが、まさかここまでとは思ってもいませんでした。^^

掛けていただいたお声の中で、今でも耳を離れないものがあります。

それは、溺れかけた川から這いずり上がった直後、心臓が飛び出しそうなくらい苦しく苦しくてたまらなかったときのオジサンの声。

苦しい自分と、若くして心不全で逝った母の姿を、ちょうど重ね合わせていた時だったように思います。

暑さと苦しさでウツロになりながら、「お母さんも死に際こんなに苦しかったのかな」、なんてことが頭をよぎっていました。

いつ立ち止まってもおかしくないヘロヘロな状態だったのに、あのオジサンの声に本当に救われたような気がします。

苦しさだけが溢れていたのに、その瞬間スーと穏やかな心で満たされたのを覚えています。

長年暮らしてきたこの街の温かさに、心から気づけた瞬間だったのかもしれません。

人というのは、自分が本当にキツいとき辛いとき、たった一言がこんなにも心に沁みるものなんですね。

たとえるなら、サウナの灼熱のあとのコップ一杯の水。

熱くて熱くてたまらない中で汗をたらふく流し切ると、何でもないコップ一杯の水が喉にシミわたります。

同じように、地獄のような苦しみをもたらしたランニング(アクアスロン)が、最高の感動を与えてくれました。

ノホホンとした生活では、味わえない感動です。

そんなランニング(アクアスロン)に、ただただ感謝!

と、ここまではカッコよく締めてみましたが……

レース直後、嫁からの「また来年出るやろ?」の無慈悲な一言に、思わず無言になってしまいましたが、それが何か?(汗)

もうすうぐ五十路いそじが孤軍奮闘中!

現在は週2~3回の夜ランと、月2〜3回ほど市民プール、たまに早朝ロードバイクに励んでます。

幼いころ傷めた痛めた股関節を完治せずにきたため、ラン以外にもスイム・バイク(自転車)のあるトライアスロンでも目指そうかと考えています。

もちろん、機会があればフルマラソンにも挑戦するつもりです。

そんなこんなで、仕事帰りに走ったあとのお風呂は、嫁と娘の入浴&洗濯で膝丈の半分ほどに…

最近では、寝そべりながら浸かるのが得意技になりました!

その姿を見た6才の娘に、思わず鼻で笑われてしまいました。(泣)

「走って遅く帰ってくるオレが悪いんだ」と言い聞かせながら、光熱費を節約する日々。

そんなこんなで、ランニング中の苦しさを現実のプレッシャーに見立てながら、もうすぐ五十路が孤軍奮闘中!

とくに死にそうな上り坂では、「止まってたまるか! 一歩一歩進めば頂上は必ずやって来るんだ!」と自分に言い聞かせながら、「人生や仕事も同じ!」と一人で妙に納得する日々。

「ランニング」という人生の宝物を見つけられたことに、ただただ感謝ですね。

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