ふと気づくと、いつの間にか増えている手の甲のシミ。
日射しのもとを走るランニングでは、手の紫外線対策も意識したいところ。
そこで役立つのが、薄手で通気性の高い夏ランニングでも使える手袋。
紫外線対策としてはもちろん、夏ランニングで手袋(グローブ)をした方がよい理由も交えながら、おすすめモデルをご紹介いたします。
※本ページはプロモーションが含まれています
本当に紫外線対策は必要?
紫外線による弊害で、まっ先に思い浮かぶのがシミ。
シミにもいくつか種類があります。
その中でも、紫外線が原因となるのは日光黒子(にっこうこくし)と呼ばれるシミ。
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)とも呼ばれ、紫外線から肌を守るために皮膚内で作られたメラニンという色素が、そのまま沈着してしまうのが原因だそうです。
中年の方の顔や手の甲、腕などによく見かけます。

長年、紫外線を浴び続けた結果です。
四十路ともなると、老眼鏡をかけて鏡に映る自分の顔をよーく見るのが嫌になります。
紫外線を浴びたからといって、すぐにシミになるわけではありませんが、紫外線対策は「今のうちから」が無難です。
気温の高い時期でも低体温症はありえる
以前、福岡市の県立高校で、9月8日とまだ残暑の厳しい時期の体育大会中に、36人の生徒が救急搬送されたニュースがありました。
「低体温症が原因では?」とのこと。
低体温症とは、体の深部体温が35℃以下になり、疲労や寒気、感覚麻痺、眠気などの症状がある状態。
低体温症と聞くと、雪山での遭難などをイメージしがちですが、夏場でも低体温症のリスクはあるようです。
たとえば、急激な気温低下や風に加え、体が濡れた状態で長時間を過ごすようなケース。
寒い季節に限らず、このような状況では低体温症に注意しなければなりません。
これは屋外を走るランニングにおいても、十分に想定される状況です。
紫外線対策のみならず、夏ランニングに「手袋」が必要な理由がここにあります。
特に手足は熱を逃しやすいため、暑い時期でもヒンヤリしていることが少なくありません。
夏ランニングでの急激な体温低下の予防対策として、手袋が一つあると重宝します。
暑苦しいときは、すぐにはずしてしまえば済む話です。
夏ランニングで選ぶべき手袋とは?
まず、紫外線対策について考えてみましょう。
物理的に手を覆ってしまう手袋は、それだけで紫外線対策になります。
さらに紫外線カット機能のある手袋ならより効果的。
「UVカット」や「UPF」と記載されるものがこれにあたります。

UPFとは紫外線保護指数のことで、「UPF50+」が最高値。
詳しくは以下の表をご参照ください。
UPF | UVカット率 |
15〜20 | 85%以上 |
25〜35 | 90%以上 |
40〜50+ | 95%以上 |
このような表記のある手袋は、紫外線対策としてより効果的です。
次に保温性について。
夏場の保温性を考える上で、大切なのが汗冷えの予防。
気温が高くても、汗による気化熱で寒くなることさえあります。
「気化熱」とは、液体が気体になるときに周囲から吸収する熱のこと。
「汗をかく」というのは、気化熱を利用した体温上昇を抑える身体のメカニズム。
汗をかいて濡れたままいると、気化熱で体温がどんどん奪われていくのです。
そこで必要となるのが吸汗速乾性。
汗を素早く吸収し乾燥させる機能です。
雨で濡れたままの状態も、気化熱による体温低下をまねきます。
ただし、防水性や撥水性をあまり重視しすぎると、内側のムレやベタつきにつながってしまうため注意が必要です。
そこで、内側をドライにキープしてくれるのが通気性。
通気性の代表がメッシュ生地です。

夏ランニングでの手袋選びでは、紫外線予防を意識しながら、汗冷えや内側のムレを抑えてくれる吸汗速乾性や通気性を意識するとよいでしょう。
さらに吸水性のよい素材なら、額の汗をさっとぬぐえて重宝します。
夏ランニングでおすすめ手袋5選!
素材によってランニンググローブ(手袋)の特徴はおおよそ見当つきます
グローブに採用される素材は、化学繊維の中でも「合成繊維」がほとんど。

それぞれの合成繊維には、メリット・デメリットが存在します。
メリット | デメリット | |
アクリル | ・毛のような質感 ・保温性に優れる ・色あせしにくい ・シワになりにくい ・耐久性がある ・メンテナンスが容易 | ・熱や摩擦に弱い ・毛玉ができやすい ・吸湿性が低い ・静電気が発生しやすい ・火に弱い |
ポリエステル | ・耐久性がある ・しわになりにくく ・形状回復性が高い ・速乾性がある ・色あせしにくい ・洗濯や日光に強い | ・吸湿性が低い ・静電気が発生しやすい。 |
ナイロン | ・非常に強度が高い ・耐摩耗性にも優れる ・伸縮性がある ・耐水性がある ・速乾性がある ・軽量 ・肌触りが良い | ・長時間の日光に弱め ・吸湿性が低い ・高温に弱い ・静電気が発生しやすい。 |
ポリウレタン | ・高い伸縮性 ・形状回復性が高い ・耐久性がある | ・熱に弱い ・摩擦や油分に弱いことも ・直射日光や塩素に弱い ・価格が高め |
素材の特徴も少し頭に入れておくと、どのようグローブ(手袋)かイメージしやすくなると思います。
アディダス (adidas)UVカットグローブFYP17【男女兼用】
2020年の箱根駅伝で青学全員の選手が使用した、アディダスの吸汗速乾性を誇るClimalite採用の軽くて薄い手袋。手首が短めで熱がこもりにくいタイプ。手のひらのメッシュが通気性を高め、ムレやベタつきを抑え内側をドライにキープ。紫外線カット機能を備えるため、夏場の手の日焼け対策としても重宝。親指と人差し指には導電素材が採用され、手袋をしたままスマホ操作できるのも嬉しいポイント。3サイズからジャストなものをお選びください。
UVカット機能 | あり |
吸汗速乾性 | あり |
サイズ | 3サイズ |
カラー | 1色 |
素材 | ポリエステル100% |
上記の商品は取り扱いが終了しております
代わりのオススメがこちら
アディダス (adidas)エアロレディグローブIE029【男女兼用】
シーダブリューエックス (CW-X) ランニンググローブ HYO530【メンズ】
シーダブリューエックス (CW-X) ランニンググローブ HYY530【レディース】
「CW-X」は下着ブランドのワコールが展開するスポーツブランド。軽くて薄いのでポケットにも簡単にしまえ、夏ランニングの邪魔にならない。親指〜中指を出せるため、スマホ操作やシューズ紐が結べるのは便利。紫外線カット機能を備えるので、手のシミが気になる人にもおすすめ。寒い季節はインナーグローブとしても使えるユーザビリティの高いモデル。男女別のラインナップ。
UVカット機能 | あり |
吸汗速乾性 | あり |
サイズ | フリーサイズ |
カラー | 1色 |
素材 | ナイロン90%、ポリウレタン10% |
アシックス(asics)レーシンググローブ XTG226【男女兼用】
夏ランニングに重宝する、吸汗速乾性と紫外線カット機能を備えた手袋。手首が短めな軽くて薄いレーシングタイプ。コンパクトでポケットにも簡単にしまえて便利。冬はレイヤリングでのインナーグローブとしても効果的。ほどよいフィット感に、2サイズ・5色から選べるのも嬉しいポイント。手のシミが気になる女性ランナーにもおすすめモデル。
UVカット機能 | あり |
吸汗速乾性 | あり |
サイズ | 2サイズ |
カラー | 5色 |
素材 | ポリエステル |
デサント (DESCENTE)ランニンググローブDRN-8740【男女兼用】
軽くて薄い、吸汗速乾性に優れたレーシングタイプ。通気性も高く、汗をかいても内側がベタつかずに快適。額にしたたる大量の汗をさっとぬぐえるような、吸水性のよい素材を採用。2サイズ、3色から選べるのも嬉しいポイント。
UVカット機能 | なし |
吸汗速乾性 | あり |
サイズ | 2サイズ |
カラー | 3色 |
素材 | ポリエステル82%、ポリウレタン12% |
上記の商品は取り扱いが終了しております
代わりのオススメがこちら
デサント (DESCENTE)フィールドグローブ【男女兼用】
ファイントラック (finetrack) パワーメッシュインナーグローブFAU0201【男女兼用】
ストッキングのような生地で手にぴったりとフィットし、驚きの吸汗速乾性により汗冷えや濡れ冷えをシャットアウト。持続的な効果を期待できる耐久撥水加工や防臭性能も嬉しいポイント。重さ12gと長時間のランニングでも負担にならず、不要なときは一瞬でポケットにしまえるコンパクトさ。夏場はもちろん、寒い季節はインナーグローブとしても重宝。4サイズがあるため、ジャストなサイズをお選びください。
UVカット機能 | なし |
吸汗速乾性 | あり |
サイズ | 4サイズ |
カラー | 1色 |
素材 | ポリエステル85%、ポリウレタン15% |
暑さ対策におすすめ
デサント(DESCENTE)暑熱対策用グローブ 適温蓄冷材付き
まとめ
夏ランニングでの手袋は、シミ対策や汗冷え予防として効果的。
また、額にしたたる汗をぬぐえるのも手袋ならでは。
優先したい機能を意識しつつ、あなた好みの手袋を見つけて、夏ランニングをさらに快適に楽しんでください!