股関節の状態が悪化して、歩くこともままならず、1年以上ランニングから遠ざかっていました。
再開してからずっと、CW-XのBCO001股関節用サポーターを愛用中。
「このサポーターのお陰で走れてる!」とまでは言いませんが、何となく安心感が違うのでレビューします。
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CW-XのBCO001はインナーパンツのような股関節サポーター
現在、ランニングで愛用するCW-Xの股関節サポーターがこちら。


数年前に購入し、ほとんど使っていなかったものを、引っ張り出して使っています。
「CW-X」とは?
女性下着で有名なワコール(Wacoal)のコンディショニングウェアブランド
”イチロー”が現役時代から愛用するブランドとしても有名ですね。

CW-X「BCO001」は、テーピング原理の応用と、ワコールが長年培った女性用下着のガードル技術を組み合わせたような股関節サポーター。

テーピングのように股関節を保護してくれる機能の主役は、鱗(うろこ)みたいに加工されたこの部分

実際のところ、CW-XのBCO001は「サポーター」というより、スポーツ用インナーパンツだと思ってください。


走るときは「下着」として着用し、その上にロングパンツを穿(は)いています。
身長167cm・体重62㎏でMサイズ(ウエスト76~84cm)を購入、ジャストサイズだと思います。

吸汗速乾性があり、よく伸びるストレッチ素材を採用。

体前面・後面の着圧効果が、骨盤の安定にもつながるようです。
それに対し、鱗(うろこ)のように加工された部分は、しっかりと固定するイメージ。

あまり伸びません。
内側に違和感を覚えるような雑な縫製もなく、さすがワコールといった感じ。


擦れ・かぶれ予防のためか、腹部(前面)にはガーゼ状の布が配されています。
股間部の擦れ防止のための「袋縫い」など、さすが一流の下着メーカーだけあって、ディテールまで行き届いた印象。

こんな股関節サポーターを下着代わりに、日々走ってます。
ペルテス病によるランニングでの股関節の痛み
「股関節の痛み」といっても、その原因はさまざまだと思います。
とはいえ、股関節の痛みにお悩みのランナーさん、やっぱり多いみたいですね。
#ランニング
— ヒロ (@s39183918) February 12, 2024
左股関節痛が発症して3ヶ月。
一時期10km位のジョグは出来たのですが、ここ3週間位ぼぼストレッチだけやってるのですがなかなか痛みがとれません。とりあえず3kmウォーキング!春は来るのかな〰️(T_T) pic.twitter.com/I4yBxIjrrp
#ランニング#ラブランナー#朝ラン
— ひろあき@神戸マラソン2024出場予定 (@6960_loverunner) March 9, 2022
本日のランニング終了!痛み止め薬飲まないとやはり股関節が痛む😗💦暖かくなってきてるから早くもっとペースを上げて走れるようになりたい🏃♂️💦 pic.twitter.com/Di0qkXF7La
客観的にCW-X「BCO001」の向き・不向きを判断していただきたいので、私の経緯について、ちょっとお話させていただきます。
私の場合、幼い頃に傷めた変形(ペルテス病)によるもの。
十数年ぶりにレントゲン写真を撮ってきました。

正常な左股関節と比べ、右側は明らかに形状が違っています。
小学1年のとき、学校の高い滑り台から何度も飛び降りて、傷めたまま放置したのが原因です。
今となれば、自業自得ですね。
右脚の長さが1cmほど短いため、ランニングに限らず、日頃から病院でつくってもらった足底板を使用。

恒常的に「あぐらをかけない」「靴下がはきづらい」「体重ののり方によっては痛みがある」といった不自由さはあるものの、長らく症状固定していたため、特に通院などしていませんでした。
しかし、娘とのサッカー練習で一気に悪化…
一番苦手な股関節の外旋(外側にねじる動き)をともなう、インサイドパス(土踏まず部分でのキック)を何度も繰り返したのが致命傷となりました。
翌日から歩行時の痛みが尋常でなくなり、仕事にも支障をきたすほど。
ランニングどころの話ではありません。
十数年ぶりに通院し、作り直してもっらった足底板がこちら


最悪期は、右股関節をかばうことで、左側の足首や膝・腰まで痛くなってしまい、手術も真剣に考えるような状態でした。
1年以上かけて、ようやく痛みも落ち着いてきたので、ランニングコースを歩くことから始め、少しずつランニングを再開した次第です。
そこで愛用しているのが、股関節サポーターCW-X「BCO001」
数年前に購入していたため、現行モデルはこちらになります
シーダブリューエックス(CW-X) 股関節サポートBCO101
薄い・軽い・動きやすい股関節サポーターがCW-X「BCO001」
ボチボチ、無理せず走ってます。



まぁ、もとから走力は、大したことないのですが…(汗)
CW-Xの股関節サポーター「BCO001」を穿いた印象としては、一流メーカーの水着(ハーフスパッツタイプ)に近いイメージ。

走れない間ずっと泳いたので、そんな印象を受けました。
捻じれることなく、ウエストラインまでしっかりと持ち上げて着用します。

ランニングで数回試して気づいたのですが、、
赤線で示した部分の股関節をリフトアップする効果はかなり強いものがあります。


この部分については、先ほど例に挙げた「水着」とは全くの別モノでした。
また、CW-Xのロングタイツの股関節サポートは、両サイドだけなので、股関節のサポートだけであれば、「BCO001股関節用サポーター」の方が優れていると思います。

股関節は、大腿骨の骨頭が、骨盤に斜めにはまっているような構造です。

CW-X「BCO001」は、骨盤まわりを固め、さらに下から持ち上げることで、股関節をサポートするのが狙いなのではないかと思います。

しっかりウエストラインまで持ち上げて着用するのは、赤線部分を股関節に密着させる意味だと解釈しました。



CW-X「BCO001」を購入した当時(数年前)、正直思ったほどの着圧感がなく、期待外れでした。
しかし今回、痛みを抑えながら、だましだましのランニングでは、これくらいの着圧感がちょうどいいと感じています。
あまりに着圧感が強すぎると、股関節の動きの妨げとなり、かえって痛みが悪化しそうだから。
そこそこの着圧感ながら「薄い」「軽い」「動きやすい」を提供してくれる、CW-X股関節サポーターの魅力を発見したような気がします。


着圧間が同程度の水着と比べ、CW-X「BCO001」の方が約30g軽いことからも、薄さ・軽さをご想像いただけるのではないでしょうか。
単に股関節のサポートだけを考えると、このような商品もあるようです
しかし、装着したまま「走る」となると、ちょっと難しそう…
そういった意味で、走ることを前提に股関節を保護するとなると、CW-X「BCO001」は有効な選択肢の一つだと思います。
ただし、くれぐれも確認ですが、この股関節サポーターのお陰で「走れるようになった」わけではありません。
ランニングを再開できるまでに、股関節まわりの筋トレも入念に行いました。
関節を「周囲の筋肉で安定させる」とは、こんな感じのイメージです

股関節は球関節であるため、多方面の動きが可能です。


そのため、いくつかの動きでトレーニングしています。






ジムのマシーンなど使わなくても、自重やわずかなウエイトで十分効果あり。
これが1つあると重宝します
ただし、内転筋のトレーニングだけは、足首のウエイトではやりづらいので、こちらが役立ってます。


私の場合、股関節の主な痛みの原因は「体重による加重」なので、股関節に重さが加わらないトレーニングはわりとOKでした。
その上で、CW-Xの股関節サポーター「BCO001」で走ると、股関節がより安定したように感じ、ランニング中の不安が和らいでます。
追記
最近、CW-Xのロングタイツも色々と試しています
上記のロングタイツ(定価13,200円)より、骨盤のサポート力は「股関節サポーターBCO001」の方が断然優れている感じです。
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まとめ
「レビュー」と言いつつ、感覚的な意見に終始してしまい申し訳ありません。
とはいえ、あなたもランニングでの股関節の痛みにお悩みでしたら、CW-X股関節サポータは有効な選択肢の一つです。
私の場合、骨頭置換だけでなく、受け皿も人工物にする必要があるため、手術はもう少し先送りしたいと考えてます。
CW-X股関節サポータは、劇的に状況を改善するものではありません。
しかしながら「いつものランニングアイテム」として着用することで、安心感が違ってくると思ます。
股関節サポーターCW-X「BCO001」の現行モデルがこちら
シーダブリューエックス(CW-X) 股関節サポートBCO101
私は身長167cm・体重62㎏でMサイズ(ウエスト76~84cm)を購入、ジャストサイズでした。