身体の末端に位置する手は、寒い時期に特に冷えやすい部位。
そこで冬ランニングの防寒対策として、一つは持っておきたい手袋。
当サイトで、スマホも使える防風手袋としてご紹介している、「ミズノの防風手袋 32JY9605」をつけて走ってみたのでレビューします。
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ミズノの32JY9605とはこんな手袋
手首がゆったりとしたつくりで、手の出し入れがしやすい手袋。
詳細
グリップ性 | あり(手の平) |
スマホ操作 | 可能(親指と人差し指) |
手首の形状 | やや長めでルーズ |
生地の厚み | 普通 |
リフレクター | あり(両手の甲のロゴ) |
サイズ | 3サイズ |
カラー | 2色 |
素材 | ポリエステル100% |
ちなみに、手首から中指までの長さ17㎝ほどで、Mサイズを購入しました。
問題ないつけ心地です。
もし、寒い季節に手袋を一つだけ購入するとしたら、この手袋をおすすめします。
理由は、悪天候にも対応できるため、使い勝手がよいから。
夏以外の少し寒さを感じるとき、それが雨天であってもこの手袋なら大丈夫。
また、走り出してから熱くなったときは、サッとはずせるのも手袋の魅力。
ミズノの防風手袋 32JY9605の機能性を先にご紹介します。
防風性
防風性のある手袋なので、もちろんニット素材ではありません。
ニット素材の手袋だと風を通し、雨が浸み込んでしまいます。
ミズノの防風手袋 32JY9605
寒い時期のランニングにこの手袋がおすすめな理由が、風や雨を容易に通さないことにあります。
吸汗速乾性
寒い時期は気温の低さもさることながら、雨や汗によるで濡れ冷えにも注意。
普段着の手袋であれば、濡れることを前提に考える必要はないかもしれませんが、ランニングでは当然のこと。
となれば、濡れても乾きやすい機能は欲しいところ。
この手袋はポリエステル製なので、濡れにくく乾きやすいのが特徴。
さらにポリエステルには、丈夫で型崩れしにくいといった特徴を合わせもちます。
風合いの良さ
これもポリエステルの特徴になりますが、シルクのような光沢感や質感で、普段着や仕事着に合わせても違和感ありません。
光沢のある滑らかな生地なので、落ち着いた印象を受けます。
保温性
保温性を考える上で、まず「風を通さない」ことが重要。
その点、この手袋は防風性を備えるので合格と言えます。
さらに、裏地には暖かくて肌ざわりのよい起毛素材を採用。
手袋を入れたときの、無機質な冷たさは感じません。
スマホ操作
ランニングで距離を測ったり、音楽を楽しんだりするのにスマホは必須アイテム。
手袋をしたままタッチパネルを操作できるのは、もはや当たり前の機能。
もちろん、この手袋もスマホ操作が可能です。
左右の親指と人差し指に導電布が加工されています。
また、物を持ったときに滑らないよう、手の平にグリップ力を高める加工も。
この手袋をつけた3度目のランニングが雨だったので、そちらをレビューします。
悪天候でミズノの防風手袋 32JY9605を使ってみた感想
雨の中を走ったデータが下記になります。
データは「ガーミン・instinct」によるもの。
データ詳細
日付 | 2月28日 |
時間 | 18時43分〜 |
気象条件 | 雨(降水量2/㎜h)、気温8℃、湿度92%、風速3m/秒 |
キョリ | 10.01㎞ |
所要時間 | 54分15秒 |
ペース | 5.25分 /㎞ |
心拍数(bpm) | 平均159 最大175 |
実際にはランニングコースへの行き帰りを合わせ、1時間半は雨に打たれ続けました。
いつも時計をつけて走っているので、こんな感じです。
手首がやや長めなので、時計に干渉しています。
しかし、気になるほどではありません。
また、手首がキュツと締まったタイプではなくルーズなので、長袖シャツの袖は自然にインできます。
手も出し入れしやすくて、いいと思います。
当日はずっと雨でした。
自宅に戻ったときの状態がこちら。
当日の気温は8℃と特に寒かったわけではありませんが、雨と風はなかなかのもの。
いつも多くの人が走ったり歩いたりしているのに、この日は「ほぼ自分だけ」といった状態。
この悪天候の中で、際立ったのがやはり防風性と撥水性。
防風性について、ニット手袋のように風を通すことはありません。
ただ、心配だったのが手首のルーズなつくり。
ここから風が入ってこないか不安でしたが、全く気になりませんでした。
手首から先の手の甲や指の部分が、しっかりとフィットしているからだと思います。
生地にストレッチ性があるため、見た目以上にフィット感は高め。
皮手袋に近いフィット感です。
次に撥水性。(雨が容易に浸み込むかどうか)
結果的に、内側に雨は浸み込みませんでした。
自宅に戻り手袋をはずした直後の状態がこちら。
手が濡れていますが、これは雨によるものではなく汗の影響です。
とはいえ、生地の表面には雨がやや浸み込んでいます。
もう少し雨に打たれ続けていたなら、内側が濡れていたかもしれません。
あと、洗濯もまだ2回ほどなので、生地が劣化していないのも差し引いて考えるべきでしょう。
自宅に戻ったときの手の平はこんな感じ。
人差し指が濡れているのは、ランニング後ふくらはぎのストレッチのために、濡れた椅子に手をついたから。
手の平側の浸水も特に問題ありませんでした。
ただ、ランニングを終え歩きだしてからは、手の甲と手袋が内側で張り付き、冷たく感じました。
裏を返せば、よくフィットしているからだと思います。
保温性については、「フカフカであったか」といった類のものではありません。
しかし、「風や雨から手を覆うことで冷やさない」といった点では合格です。
とはいえ、あくまで気温8℃ほど。
気温が3℃以下でこの状況なら、この手袋単体では厳しいと思います。
そんなときは手袋のレイヤリング。
実はこの手袋を選んだ理由の一つにレイヤリングがあります。
厳寒期にはアウターグローブとして使うのに、防風性や手首のルーズなつくりが調度よいと思ったから。
手の甲と指のフィット感は思った以上でしたが、アウターグローブとして十分に使用可能です。
あまり分厚い手袋はかさばるので、この手袋くらいの生地の厚みが、わたしの地域ではピッタリ。
アウターグローブとしても良い商品を購入できたと思います。
2回目の使用時は寒かったので実際にレイヤリングしてみました。
保温性は良好。
ちなみに、インナーグローブで使った手袋もレビューしているのでご参照ください。
関連記事:【レビュー】夏・冬ランニングで使えるファイントラックのグローブ体験談
洗濯について
この記事を書いたあと、8回ほど洗濯ネットに入れて洗濯機の通常コースで洗いました。
ポリエステル製だけあって、 今のところ気になる型崩れやシワはありません。
また、タッチパネル操作も問題なし。
ご参考までに。
まとめ
急な天候変化にも対応できるかを確認したかったので、あえて冷たい雨の中を走ってみました。
防風性があり、雨も容易に浸み込まなかったので安心しました。
間もなくエントリー予定のハーフマラソンで使ってみようと思います。
今回ご紹介の手袋はこちら。
冬ランニングの手袋として、厳寒期にはレイヤリングのアウターグローブとしておすすめの手袋です。
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