近くのダムまで、自宅から走って一周しようと思い、ボトルポーチを購入しました。
暑い季節やロングランでは、こまめな水分補給のできるボトルポーチが役立ちます。
初めての購入で選び方や注意点など、色々と気づきがありました。
これからボトルポーチを購入される方へ、下記の内容でお伝えします。
- おすすめのボトルポーチ
- わたしが選んだのはこれ!
- ボトルポーチのつけ方
- ランニング用ボトルポーチの選び方
ご興味あれば、以降も読み進めてみてください。
※本ページはプロモーションが含まれています
おすすめ揺れないボトルポーチ8選!
購入する際に色々と調べ、ピックアップしたものをご紹介いたします。
アディダス(adidas)ボトルバッグEYV30
おすすめポイント
水平に配置されたペットボトルホルダーは可動式で、好みの位置に調整可。ペットボトルを左右のどちらからでも挿入でき、左利きの人にも大変便利。ポケット部分のマジックテープをはがして2つ折りを開くと、内側にジップポケットが2つ。その内一つは、透明なクリアポケットで、収納したままスマホ操作が可能。
やや不満な点
透明なクリアポケットは、iPhone7がギリギリ入る程度。
ベルトのタイプ | バックル式 |
裏地 | メッシュ |
ポケット | 2つ |
専用ボトル | 無 |
収納可能なボトル容量 | 500ml |
ボトルストッパー | 有 |
リフレクター | 有 |
ユレニクイ(YURENIKUI)ボトルポーチ
おすすめポイント
ランニング専門店「RUN-WALK Style」が展開するボトルポーチ。ネーミングのとおり「揺れにくさ」に定評あり。これは、前面にポケットポーチを、後面にボトルホルダーを配置したサンドウィッチフィットシステムによるもの。また、走りながらでもボトルを出し入れできる操作性にも優れる。
やや不満な点
ボトルホルダー横のジップ式ポケットが、もう少し大きければとのお声も。
ベルトのタイプ | バックル式 |
裏地 | メッシュ |
ポケット | 2つ |
専用ボトル | 無 |
収納可能なボトル容量 | 500ml |
ボトルストッパー | 有(ベルト式) |
リフレクター | 有 |
こちらもオススメ
キャメルバック(CAMELBAK)フラッシュ ベルト 1821388
おすすめポイント
持ちやすい形状の専用ボトルが付き、走りながらの水分補給が容易にできるタイプ。肩にかけてショルダーポーチとしても使用可。
やや不満な点
ポケットがもう少し欲しいところ。
ベルトのタイプ | バックル式 |
裏地 | メッシュ |
ポケット | 1つ(内側にメッシュポケットあり) |
専用ボトル | 有 |
収納可能なボトル容量 | 500ml |
ボトルストッパー | 有 |
リフレクター | 有 |
サロモン(SALOMON) Agile500 Belt Set 500mlソフトフラスク付
おすすめポイント
前後にジップポケットがあり、前面ポケットは付属のソフトフラスクや、一般的な500mlペットボトルも収納可。メインポケットは、タオルや着替えのTシャツを収納できるほどの容量。ウエストベルトは細かいサイズ調整が可能で、かつストレッチ性により安定したフィット感をキープ。
やや不満な点
走りながらの水分補給に、ジップの開閉が必要な点は、好みが分かれるところ。
ベルトのタイプ | マジックテープ式 |
裏地 | メッシュ |
ポケット | 2つ(前面ポケットは付属のソフトフラスク用) |
専用ボトル | 有(ソフトフラスク) |
収納可能なボトル容量 | 500ml |
ボトルストッパー | 有 |
リフレクター | 無 |
ネイサン(NATHAN)ランニングボトルポーチ ピーク
おすすめポイント
付属のソフトフラスクを挿入できるボトルホルダーと、大きめのジップポケットのあるタイプ。薄手のジャケットを固定できるショックコード付き。
やや不満な点
ポケットがもう少し欲しいところ。
ベルトのタイプ | バックル式 |
裏地 | メッシュ |
ポケット | 1つ |
専用ボトル | 有(ソフトフラスク) |
収納可能なボトル容量 | 535ml |
ボトルストッパー | 有 |
リフレクター | 有 |
アシックス(asics)ミニボトルポーチ
おすすめポイント
2つのボトルホルダーが配備されたタイプ。ウエスト部分は通気性のよいメッシュで、着用時のムレを緩和。
やや不満な点
収納できるのは専用ボトルのみ
ベルトのタイプ | バックル式 |
裏地 | メッシュ |
ポケット | 1つ |
専用ボトル | 有(2ヶ) |
収納可能なボトル容量 | |
ボトルストッパー | 有 |
リフレクター | 有 |
こちらもオススメ
アシックス(asics)ランニングボトルポーチ 3013A923
サロモン(SALOMON) SENSIBELT 600mlボトル付
おすすめポイント
ウエストベルトが幅広のマジックテープ式なため、フィッティングがよく荷物が揺れにくいタイプ。ベルトが長すぎる場合、先端の留め具を取り外してカットできるのも嬉しいポイント。付属の3D形状ボトルは、体との接触部分がフラットで、ランニング中の違和感を軽減。
やや不満な点
ポケットがもう少し欲しいところ。
ベルトのタイプ | マジックテープ式 |
裏地 | メッシュ |
ポケット | 1つ |
専用ボトル | 有 |
収納可能なボトル容量 | 600ml |
ボトルストッパー | 有 |
リフレクター | 無 |
上記の商品は取り扱いが終了しております
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)ウエストバッグ Road Hydrator
おすすめポイント
裏地に通気性の高い軽量エアメッシュを採用し、夏場でもムレにくいタイプ。ベルト内側の滑り止めテープが、ランニング中のズレを軽減。ジップポケット内には、ストレッチ性の高いメッシュポケットがあり、鍵の紛失を防いでくれるキークリップ付き。
やや不満な点
ジップ式のメインポケットは、iPhone XRがギリギリ入る程度。
ベルトのタイプ | バックル式 |
裏地 | メッシュ |
ポケット | 2つ(ジップポケットとストレッチメッシュポケット) |
専用ボトル | 無 |
収納可能なボトル容量 | 500ml |
ボトルストッパー | 有 |
リフレクター | 有 |
サロモンSENSIBELT 600mボトル付を購入
ザ・ノース・フェイスのRoad Hydratorと迷った結果、サロモンのSENSIBELTをamazonで購入。
カラーは「GREEN GABLES」
深みのある緑でいいですね。
付属のボトルは600mlの容量で、目盛りがあるので分かりやすいです。
一周したいダムまで、自宅から往復で20㎞ちょっとなので、夏場の炎天下でも十分な容量だと思います。
ボトルはコックを引き上げ、握って圧をかけることで注水されるタイプ。
形状は三角柱のような感じ。
腰に当たる部分がフラットなため、出っ張った嫌な感じがありません。
さらにベルトは幅広で、マジックテープ式。
腰に巻いたときの安定感は抜群ですね。
しっくりきます。
ベルト先端の留め具は、好みのサイズでカットできるよう着脱可能です。
わたしのウエストは78㎝で、ベルトを5㎝ほどカットしました。
ベルトの長さがピッタリになったので、走るときに揺れたり、ダボついたりが無さそうです。
スマホ(14.8㎝×7㎝)も収納できたので、安心しました。
ポケット部分は、小雨程度であれば防水(防水500mm)できるようです。
自宅周辺を少し走ってみましたが、そのクオリティーは十分に納得するものでした。
さすが、トレラン用品などを数多く扱う「サロモン」ですね。
このボトルポーチについてレビューしてますので、最後にご紹介いたします。
ランニング用ボトルポーチの選び方
購入した後に、「普通のポーチでよかった」や「ポケットが小さかった」といった意見をよくお聞きします。
そうならないよう、ボトルポーチ購入の前に、次の3つの視点からあなたの現状や、個別の商品を確認してみてください。
この3つを確認することで、ボトルポーチの必要性の有無や、どのようなものを選ぶべきかが明確になるはずです。
ボトルポーチを購入する目的は?
目的が曖昧のまま購入してしまうと、ほとんど使うことなく、ムダな投資になってしまうかもしれません。
そこでまず、ボトルポーチが役立つシチュエーションを挙げてみます。
- ランニング中もしくはその前後で、こまめな水分補給がしたい
- ランニング中もしくはその前後で、飲み物を買いたくても買えない
- わりと長い時間やキョリを走る
- 走りながら水分補給したい
- 自宅からランニングコースが離れた場所にある
- 自販機もないような場所をロングランする
- ドリンクはもちろん、その他にも持ち運びたいものがある
上記に当てはまるなら、ボトルポーチが役立つかもしれません。
使っているランナーさんも多いみたいです。
ランニング用にボトルポーチかった!
— おしんこみるく煮汁 (@nijiru246) May 1, 2021
専用のボトルつき!
カッコイイ!
そしてぜんぜん揺れないから便利。
スマホもXperiaでかいけど入れられるのもいい。
防水とのことなので……よーしいっちょ今から走ってくるか。 pic.twitter.com/mBLgOpUB0R
今日は炎天下ランで
— 大高圭太 @ 3/9小江戸大江戸200km 3/31ふくい桜マラソン (@4fLMlCsBoIZEI78) October 4, 2021
川崎大師まで18km
km5分のペース走😁
汗がジトーっと
とにかくペースの上下動ないように意識しました‼️
ユレニクイのボトルポーチ
しっかり体にフィットして
走りやすかったです🏃
無病息災
今回は無病足幸に変えて
皆様のランニングに幸あれ🙏 pic.twitter.com/Fd6bWGsAGd
夏の日中の #ランニング に欠かせない 水分補給のために ボトルポーチ を買いました😊✨
— とっぺくん🏃♂️ (@masaru_202004) July 17, 2021
500mlのペットボトルをしっかり固定でき いい感じです😊✨
これで 少し長い距離も 走れそうです😊🏃♂️
前のツイートの キャップ🧢とTシャツ👕も #ミズノ です😊✨ pic.twitter.com/wtXqgSTa19
気温と熱中症の危険性について、以下のような指針があるのでご参照ください。
暑さ指数(WBGT) | 注意すべき生活活動の目安 |
31℃以上(危険) | すべての生活活動でおこる危険性 |
28℃~31℃未満(厳重注意) | 同上 |
25℃~28℃未満(警戒) | 中等度以上の生活活動でおこる危険性 |
28℃未満(注意) | 強い生活活動でおこる危険性 |
年齢にかかわらず、気温25℃以上で、ある程度の距離を走る場合、ボトルポーチを携行すべきなのかもしれません。
一方、ボトルを持ち運ぶデメリットもあります。
- 重くなる
- 動きづらい
- 暑苦しい
- ドリンクがぬるくなる
それぞれの商品で特徴が異なるため、一概には言えませんが、往々にしてこのようなデメリットが考えられます。
ボトルポーチの必要性がデメリットを上回るようであれば、購入がおすすめです。
持ち運ぶ荷物の種類や量は?
ランニングに携行したい荷物の種類や量によっては、別の選択肢も考えられます。
荷量が多いなら、バックパック(リュック)の方が適していることも。
バックパックには、ボトルを収納できるポケットや、ハイドレーション機能を備えたものがあります。
ハイドレーションとは、ソフトボトルの飲料をリュックに入れたまま、チューブごしに飲むためのシステム。
バックパックと言っても容量はさまざまで、小さなものでは5L(5Lの水が入る大きさ)ほど。
荷物から見たときのバックパックとポーチの比較は、下記の通りです。
種類 | 収納できる物 |
ボトルポーチ | キーケース、小銭、カード、スマホ、ドリンクなど |
バックパック | 上記以外に着替えやシューズなど |
ただし、リュックは体との接触面が大きくなるぶん、ポーチよりも暑苦しく感じてしまうかもしれません。
荷物の種類や量がポーチで対応できそうなら、まずはボトルポーチの購入をおすすめします。
ボトルポーチの機能性やディテールはここをチェック!
ボトルポーチ選びでは、下記のような点を事前に確認しておくと、満足度が高まるでしょう。
- ボトルの位置や容量
- ポケットの位置や大きさ
- フィッティング
- 通気性
- 防水性
少し詳しくみてみましょう。
ボトルの位置や容量
ドリンクホルダーがどこにあり、どのくらいの飲料を持ち運べるのかは必ず確認してください。
多くのボトルポーチで、ドリンクホルダーは背面に存在します。
立ち止まることなく、走りながら吸水したいのであれば、片手でボトルを取り出して戻さなければなりません。
このとき、ボトルホルダーの角度が、取り出しやすさを左右します。
これを確認するのは、実際に腰に巻いてみて、ボトルを出し入れしてみるのが最も良い方法です。
注意点として、取り出しやすくなるぶん、ランニング中にボトルが落ちてしまうことも。
そんなときに役立つのが、ボトルの口を引っかけて固定するボトルストッパー。
ボトルストッパーは落下防止だけでなく、ボトルの揺れを抑えてくれます。
ランニングを想定したボトルポーチでなければ、ボトルストッパーが無いかもしれないので注意してください。
ボトル容量については、走る時間やキョリで必要とする容量は違ってきます。
人にもよりますが、10㎞ほどなら500mlで十分だと思います。
とはいえ、個人の状況によるため、どのくらいの量の飲み物を持ち運びたいか、よく考えてみてください。
ポケットの位置や大きさ
走りながら取り出したいものがある場合、それが可能な位置にポケットがあるかを確認してください。
スマホを携行するのであれば、それが入る大きさかどうか確認しなければなりません。
この確認は、やはり実物にスマホを入れてみるのが確実です。
ネット購入であれば、参考になりそうなレビューがないか確認してみてください。
フィッティング
ボトルポーチのフィッティングを、大きく左右するのがベルト部分。
ベルトには2種類があります。
マジックテープ式(面ファスナー・ベルクロとも言う)は、その都度で脱着が必要なものの、細かいフィッティングが可能。
それに対し、バックル式は着脱がワンタッチで済むのは便利。
ただし、微調整が少し面倒なものが多く、マジックテープ式にくらべフィット感はやや劣るかもしれません。
また、ベルト部分もしくは腰まわりににストレッチ性があると、よりフィット感が高まります。
ベルトのフィッティングは、ポーチの揺れにくさにもつながる大切な要素です。
通気性
ボトルポーチの裏地、つまり体と接する部分に通気性は欲しいところ。
大量の汗をかくランニングでは、密着する部分はどうしてもムレがち。
それを想定して、多くの商品で裏地にメッシュが採用されています。
裏地についても、よく確認しておくとよいでしょう。
防水性や撥水性
スマホなどの電子機器を携行するなら、防水性や撥水性は欲しいところ。
ただし、防水性まで備えたボトルポーチは、それほど多くない印象です。
そこで素材で見たとき、ナイロンやポリエステルは雨に強いと言えます。
それぞれの商品の、素材構成を確認してみることをおすすめします。
まとめ
走ることに少し慣れてくると、いつものランニングコースを離れ、より長いキョリを走ってみたくなります。
山や海辺など、お気に入りの場所を走ってみるのも楽しいものです。
そんな想いを叶えてくれるのがボトルポーチ。
ぜひお気に入りを見つけて、プチロングランを楽しんでくださいね