【レビュー】ランニングでザムスト(ZAMST)アームスリーブをつけてみた

ザムスト(ZAMST)アームスリーブをつけたイメージ

以前からちょっと気になっていた、ザムストのアームカバー。

ついに購入したので、早速つけてみました。

そこで、思ってもみなかった効果を発見したのでレビューします。

目次

ザムストのコンプレッションスリーブはこんなアームカバー

今回購入したザムストのアームカバーはこちら。

プレシオーネ コンプレッション スリーブ(ランニング用)

「ランニング用」の他に、「オールスポーツ用」があります。

こちらがランニング用のブラック。

ZAMSTアームカバーのイメージ

ワードマークやデザインはリフレクターとなります。

ちなみに「ザムスト」とは、整形外科向け製品の開発などに携わってきた日本シグマックス(株)による、スポーツ向けサポート・ケア製品のブランド。

コンプレッション機能や体温コントロール機能、97%以上のUVカット率など、高機能を備えたアームカバー。

ZAMSTのパッケージイメージ

ストッキングを硬く厚くしたような生地で、ストレッチ性があります。

ストレッチ性のイメージ

触り心地はツルツルと滑らか。

3Dデータの解析や、ナノファイバーにより、フィット感を高めているそうです。

3Dデータ解析などの説明書きイメージ

手首から上腕にかけて圧力を段階的に弱める「段階着圧設計」で、疲労につながる筋肉のムダな揺れが抑えられるそうです。

詳細

カラー4色
サイズ4サイズ
素材構成ポリエステル、ポリウレタン

こんなアームカバーを実際につけてみました。

コンプレッションウェアは「サイズ選び」や「つけ方」が重要

コンプレッションウェアは、覆っている箇所に圧をかけることで効果を発揮します。

そのため、サイズ選びやつけ方がとても重要。

こちらの商品には、サイズの選び方や装着手順などが詳しく書かれた、説明書が付属されています。

サイズの選び方の表記イメージ

わたしは上腕周りが27㎝で、Sサイズ(22㎝〜26㎝)を購入しました。

アームカバー内側のサイズ表記のイメージ
アームカバーの内側のサイズ表記

規定より小さめですが、購入された方のレビューを見ていると「ワンランク小さめ」とあったので、Sサイズを購入しました。

装着時の圧は程よく、これで良かったと思います。

サイズを測るときは、上腕の最も太い部分が基準となります。

上腕周りの測り方イメージ

必ず力を抜いた状態で測ってください。

上腕に力を入れたときのイメージ

装着手順も詳しく説明されています。

装着手順の選び方の表記イメージ

まず、アームカバーに左右があるので注意しなければなりません。

立位で手の平を正面に向けたとき、ZAMSTのワードマークが外側にくるよう装着します。

装着時にワードマークが外側にあるイメージ

口径の狭い方が手首側、広い方が肩側です。

肩側と手首側のイメージ

腕口の内側には、滑り止めのゴム加工がなされています。

内側の滑り止め加工のイメージ

説明書の「装着完了時」の部分に紛らわしい内容があるので、動画で詳しくご説明しています。

YouTubeチャンネルの登録ロゴ

このように、正しく装着して実際に走ってみました。

ザムストのアームスリーブを使った結果

走ったときのデータは以下になります。

ガーミンデータのイメージ
ガーミンデータのイメージ
ガーミンデータのイメージ

データは「ガーミン・instinct」によるもの。

関連記事: ランニングウォッチの「ガーミン・instinct」を使ってみた

データ詳細

日付3月14日
時間18時53分〜
気象条件晴れ、気温9℃、湿度60%、風速2m/秒
キョリ10.02㎞
所要時間52分59秒
ペース5:17分 /㎞
心拍数(bpm) 平均159 最大168

いつもの長袖シャツとウインドブレーカーに加え、アームカバーがあるぶん、走り始めてからの13分頃までは少し熱い気が。

しかし、心拍数が上がり切ってからは、それほどでもなくなりました。

夏場は分かりませんが、慣れてくれば許容範囲です。

腕を振ったときの感じとして、やや締め付けはあるものの、それ以外の変化は感じられません。

結局、10㎞を走り終わってみての感想は「よくわからん」でした。

もしかすると翌日に何か変化があるのではと思い、いつもとの違いを意識してみましたが、特段の変化はありません。

もう少しスピードを出して、長いキョリを走れるような人では効果があるのかもしれませんが、今の自分には……。

正直、「購入の必要ななかったかな」とちょっぴり後悔。

インターバルトレーニングに使ってみるまでは……。

ついに見つけた貴重な効果

その後も何となく装着して走っていました。

そんな折、ついに「プレシオーネ コンプレッション スリーブ」の貴重な効果を発見しました。

5㎞〜10㎞走ったあと、たまに刺激のための50mダッシュをインターバルで行います。

そのときのデータがこちら。

ガーミンデータのイメージ
ガーミンデータのイメージ
ガーミンデータのイメージ

キョリが短いだけに、全力の腕振りになります。汗

以前から、これをやった翌日に肩の前側に痛みを感じていました。

仕事がら、この痛みは「上腕二頭筋長頭腱炎」だと自己診断。(自分でできる検査法あり)

上腕二頭筋長頭腱炎とは、上腕二頭筋の長い方の腱に炎症が起こる症状です。

ちなみに「腱」とは、筋肉が骨に付着する部分。

上腕二頭筋の長い方の腱は、腕の骨の浅い溝(結節間溝)を走行しています。

上腕二頭筋のイメージ
上腕二頭筋
上腕骨のイメージ
上腕骨

腕を何度も激しく振るような運動では、腱と骨がこすれてしまい炎症を起こすことがあります。

これが上腕二頭筋長頭腱炎。

いつもなら、インターバルトレーニングの翌日に感じていたこの痛みを、ほとんど感じずに済んだのです。

気のせいかなと思って何度が試してみましたが、確かに痛みがありません。

コンプレッションウェアには、筋肉の揺れを抑える効果があります。

この効果が、上腕二頭筋長頭腱が骨でこすれてしまうのを軽減してくれた結果ではないかと思います。

相変わらず普段の走りに効果は感じられないものの、インターバルトレーニングでは必須アイテムとなりました。

また、かれこれ10回以上は洗濯ネットに入れて洗いましたが、生地の傷みや着圧の軽減はありません。

とはいえ、手首のこの部分は若干弱そうではありますが。

手首の洗濯に弱そうな箇所のイメージ

まとめ

あくまでも個人的な体験のため、万人に共通した効果ではないかもしれません。

ただ、その後のインターバルトレーニングでも、翌日の肩の痛みは感じていません。

また、夏場は腕のUVケアとしても使えそうなので、これからも愛用したいと思います。

今回ご紹介したのはこちら。

プレシオーネ コンプレッション スリーブ(ランニング用)

インターバルトレーニングなどでの激しい運動の後に、肩や肘まわりに痛みがあるようなら、一度試してみる価値ありです。

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