いつも汗ビチョのランニングキャップの洗い方って、けっこう悩まれませんか?
ネット検索してみると、どれも手洗いによる丁寧な方法が解説されています。
わたしもランニングを始めた頃は、入浴中バケツにお湯をはって手洗いしてましたが、しんどくなって今では洗濯機で洗ってます。(ゴメンナサイ!)
これまでに50種は超えるランニングキャップを試してきた経験をもとに、以下の内容でお伝えいたします。
- 実際に洗濯機で洗って問題なかったキャップのご紹介
- 汗による嫌な匂いを抑えてくれるキャップのご紹介
- ランニングキャップの洗濯頻度
- キャップを傷めない上手な洗濯方法
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洗濯機で洗って問題なかったランニングキャップはこれだ!
キャップを洗濯機で洗い始めた当初、「こんなに手抜きしていいのか?」とちょっと罪悪感がありました。
しかし、考え方を少し変えてみることに。
そのとき意識したのが、限られた時間の中でランニングを楽しむために、何に時間を配分すべきか?
キャップやウェアのお手入れに時間をとられ、ランニング自体が疎かになってしまうのは本末転倒だと考えました。
ランニング用品はできるだけ大切にしながらも、ある程度「消耗品」と割り切りることに。
そんな経緯があったことを前提に、実際に洗濯機で洗って問題なかったキャップを5点紹介します。
ただし、各メーカに推奨される洗い方ではないことに注意してください。
ザノースフェイス(THE NORTH FACE)GTDキャップ【男女兼用】
深めなかぶり心地や高いストレッチ性によるフィット感、ノースフェイスを代表するランニングキャップ。
ライトメッシュ素材で通気性も抜群、私の最もお気に入りヘビロテキャップです。
かれこれ50回以上は洗濯機で洗ったのが以下の写真。
さすがに、ややツバの歪みが見られます。
とはいえ、表面の毛羽たちやほころびはほとんどありません。
また、白のわりに、内側の汗止めバンドやヘリの部分は黄ばんでないです
現在も全く問題なく使い続けています
ザノースフェイス(THE NORTH FACE)GTDキャップ【男女兼用】
追記
80回以上は洗濯したであろう時点で、アジャスターのベルトを通すループの縫い付けが外れてしまいました。
簡単に縫製できたので、まだ使用しています。
アールエルソックス ランニングキャップ TRC181M【メンズ】
世界初の左右履き分けるソックスを世に生み出した、日本ブランドのアールエル(R×L)のキャップ。
両サイドのメッシュと、額の内側に隙間をつくる構造が安定した通気性を確保してくれます。
かつ撥水性も備えるオールラウンドなキャップです。
30回以上は洗濯機で洗った写真がこちら。
amazonレビューに「12回くらいの洗濯でロゴマークが剥がれた」とありますが、そういった事象はいまだ見られません。
特段のほつれやほころび、色あせなどもなく、まだまだ何ら問題なく使っています。
【メンズ】
【レディース】
追記
50回ほどの洗濯で前面ロゴ(リフレクター)が少しづつ剥がれていき、60回ほどの洗濯で下の写真のような状態となりました。
購入したのは2019年12月1日だったので、こんなものだと割り切ってます。
上記の商品は取り扱いが終了しております
代わりのオススメがこちら
ロゴが刺繍に変更されているので、剥がれる心配がなくなりましたね。
前面のミズノ J2MW8501キャップ【男女兼用】
しっかりと深めにかぶれ、ツバ長さ8.5㎝と顔への紫外線もしっかりとカットしてくれるキャップ。
小雨ほどなら弾いてくれるポリエステル製。
20回以上は洗濯機で洗ったであろう写真がこちら。
糸くずなどがツキにくいツルっとしたポリエステル製で、外観は特に変わりありません。
ツバの芯材もしっかりとして、今後10回、20回と洗濯しても大きな型崩れは無さそうです。
ナイキ フェザーライトキャップAR1998【男女兼用】
大迫傑選手が日本記録を塗り替えた2020年東京マラソンで、かぶっていたナイキキャップと類似モデル。
ナイキの吸汗速乾テクノロジーDRI-FIT搭載の、シンプルながら洗練されたデザインが人気のキャップ。
25回は洗濯機で洗っていると思います。
ブラックなので洗濯後は糸くずなどの付着が見られるものの、手で取り落とせる程度。
繊細なDRI-FITによる吸汗速乾性の低下を心配したものの、新品時とそれほどの違いは感じません。
幅広なツバも型崩れすることなく健在です。
ノースフェイス スワローテイルキャップNN41970【男女兼用】
撥水機能やサングラスフォルダを備えるなど、オールシーズン全天候で使えるユーザビリティーの高いキャップ。
ただし、かぶり心地は浅めです。
両サイドにはメッシュが配され、内側のムレをうまく循環。
7回ほど洗濯機で洗った写真です。
黒ということもあり、サングラスの滑り止めシリコンプリント部に、かすかに繊維カスが付着。
今後が少し気になるところですが、それ以外に見た目の問題はありません。
撥水機能にも特段の変化はないみたいです。
ノースフェイス スワローテイルキャップNN41970【男女兼用】
ランニングキャップの洗濯頻度は?
ランニングキャップ、毎回洗うかどうか悩んでしまいますよね。
わたしの個人的な意見は「毎回洗わざるを得ない」です。
というのも、ウォーキング程度ならまだしも、ランニングとなると走った後は汗ビチョになってしまうから。
これまでの経験上、10㎞走った後はキャップが20g以上の汗を含んでいます。
以前、洗濯せずにファブリーズなどの消臭剤で済ませたこともありますが、家族に嫌がられました。泣
また、手洗いしていた当時、いちいちゴム手袋をするのが面倒で、洗剤を使わなかったことがあります。
しばらくするとキャップが少しニオイ始めたので色々考え、ランニング後のキャップはすぐに洗濯機で洗うようになりました。
ランニングキャップの洗ってもとれない嫌なニオイの原因は?
汗そのものがクサイと思われがちですが、実は汗自体にニオイはありません。
それではなぜ、ランニングキャップやシャツが臭うのか?
それは、汗などをエサに繁殖する細菌が原因だそうです。
この細菌は洗剤では死滅しないと言われますが、経験上そうなのだと思います。
となると、できるだけ細菌が繁殖しなければいいのですが、実はそういった効果をもつランニングキャップがあるのをご存知でしょうか?
原因菌を抑える銀イオン加工を素材自体に施したキャップで、洗濯しても半永久的に効果が持続するといわれます。
そこで、抗菌防臭加工のランニングキャップを、2つだけご紹介しておきます。
ノースフェイス クライムキャップNN01902【男女兼用】
ノースフェイスの抗菌防臭機能を備えたキャップ。
実際にかぶってみましたが、両サイドに配されたメッシュが通気性を格段に高めてくれるなど、内側の汗対策にもうってつけのキャップです。
バフ ランニング キャップ
スペイン発のこだわりブランド「バフ」の、抗菌防臭機能を備えたキャップ。
IPS細胞の山中教授が、コロナウイルス対策として紹介したネックゲイターで有名なブランドです。
汗のニオイが特に気になる方は、原因菌を抑えてくれるキャップをオススメします。
ランニングキャップを洗濯機で洗うときの注意点
ランニングキャップのお手入れは「手洗い」を前提としつつ、それでも手軽に洗濯機で洗いたい方へ、私なりの方法をお伝えします。
まず洗濯ネットは必須です。
100均などで厚めの洗濯ネットが売られているため、そちらを購入してください。
洗濯ネットを使用することで、生地の傷みや繊維カスの付着を予防できます。
キャップのアジャスターが、マジックテープ式の場合は注意してください。
マジックテープ部分を露出したまま洗ってしまうと、繊維カスまみれになってしまいます。
洗濯コースは、水流や脱水の加減が優しいドライコース(おしゃれぎ洗い)がオススメです。
私の場合、他の洗濯物と一緒に洗っていますが、それで差し当たって問題ありません。
その他の注意点は下記になります。
- 柔軟剤や漂白剤の使用はさける
繊維にこびりつき機能劣化の原因となる - 乾燥機は避ける
繊維を傷めやすい - ランニング後はできるだけ早く洗う
ニオイの元になる細菌の繁殖を抑える
先ほど洗濯機で洗ったキャップをご紹介しましたが、上記のような方法でいつも洗っています。
ランニングキャップ本来の洗い方
ご存知だと思いますが、キャップのタグに「洗濯表示」があります。
多くのランニングキャップで、下記のように洗濯方法が推奨されています。
40℃以下のお湯で手洗い可能
塩素系も酸素系も漂白剤は禁止
タンブル乾燥禁止
※ドラム式洗濯機の乾燥機や、コインランドリーのような回転させながらの熱と風による乾燥機
アイロン仕上げ禁止
ドライクリーニング禁止
※水の代わりに有機溶剤を使った洗濯方法
多くのランニングキャップで、上記のような洗濯表示となっています。
一度お手持ちのキャップの洗濯表示を確認してみてください。
ランニングキャップの手洗いによる洗濯方法
さんざん洗濯機で洗う事ばかり話してきましたが、それではあまりに無責任なので、私なりの手洗い方法についてご説明しておきます。
前述のとおり、ランニングキャップのお手入れの基本は「手洗い」です。
洗剤はご家庭によくある中性洗剤で問題ありません。
容器裏面の「中性」表記を確認してください。
バケツに水、もしくは40℃以下のお湯をはり、中性洗剤をごくわずかに投入します。
あまり濃すぎると、すすぎ洗いが大変です。
特に汗を含みやすい、汗止めバンドやキャップのヘリ部分を、親指とその他の指でツマムようにして汗を洗い出します。
キャップ全体も生地を傷めない程度に、優しく握りながら汗を洗い出していくようなイメージでもみ洗いします。
表面の泥汚れなどがひどい箇所は、歯ブラシなどを使って軽くたたき洗いするとよいでしょう。
通常のランニングで、そこまで汚れることはないと思いますが…
その後、真水(お湯)に変えて、優しくすすぎ洗いします。
キャップによっては、残った洗剤が機能低下につながるようなので、しっかりと洗い落としてください。
ツバ部分を親指とその他の指でツマムよにしたり、キャップ全体を軽めに握ったりして、水気を取り除きます。
水切れが悪いようなら、タオルで吸収してやるとよいでしょう。
キャップのアジャスター部を洗濯バサミでつまむようにして陰干しします。
これまでに、洗濯バサミの後が付いたことはありませんが、気になるようなら、当て布などをして挟むとよいでしょう。
以上、わたしは以前このような方法で手洗いしていました。
ちなみに、手洗いのときにキャップが型崩れしないよう、「ザルなどにかぶせて」といった方法もありますが、全く必要ないと思います。
ほとんどのランニングキャップは化学繊維で、元からフニャッとしたタイプなので。
【ティーバッグ無しで緑茶も水出しできる】
【洗濯機で洗えるランニングキャップ】まとめ
ランニングキャップの洗い方について、メーカー推奨の方法とは違っていますが、洗濯機での洗い方をメインにご紹介しました。
それぞれの人で、ランニングスタイルは大きく違っています。
私のように「できるだけ走りたいけどランニング用品のお手入れに時間をかけられない」、といった方も多いはず。
そういった方へ、ランニングキャップの洗い方の参考になれば嬉しいです。