ランニングの冬の服装、けっこう迷ってしまいますよね。
自宅を出るときの寒さばかりに気を取られると、走り出してから熱くなりすぎて、厚手のウインドブレーカーは脱ぎ捨てたくなります。汗
そんな経験をふまえ、一着持っておいて損のない薄手で軽量なランニング用ウインドブレーカーをご紹介。
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ランニングのウインドブレーカーが薄手軽量のメリット
ウインドブレーカーが薄手軽量であることのメリット…
5つほど挙げてみました。
- 走り始めてからも熱くなりすぎない
- レイヤリングが容易
- 携帯性が抜群
- 動きを阻害しない
- オールシーズンで使える
少し詳しく見てみましょう。
1.走り始めてからも熱くなりすぎない
冬場のランニングで難しいことの一つが、走る前後の体温差。
自宅を出るまで凍えるように寒かったとしても、走り始めて10分もすると体が温まり、熱くなり過ぎてしまうことも。
そんなときに役立つのが薄手のウインドブレーカー。
走り始めは少し寒く感じることもありますが、体が温まった頃には「薄手で良かった〜」とつくづく思います。
お住まいの地域や個人差もあるでしょうが、私の実感として、気温10℃くらいまでなら薄手のウインドブレーカーで十分です。
2.レイヤリングが容易
ランニングにおける寒さ対策の基本は「レイヤリング」にあります。
レイヤリングとは「重ね着」のこと。
厚手のウインドブレーカーをドカッと着てしまうと、体が熱くなりすぎたときに苦労します。
その点、薄手のウインドブレーカーだと、インナーシャツを工夫することで、気温や天候に合わせたジャストなレイヤリングが可能です。
最近のランニングシャツは、吸汗速乾性や発熱性といった機能バリエーションが豊富なので、薄手のウインドブレーカーとレイヤリングすることで、その時々の最適解を導き出せます。
3.携帯性が抜群
薄手で軽量なウインドブレーカーは、何と言っても持ち運びに便利です。
ランニング中はサッと脱いで腰に巻いたり、ポケットにしまったりもできます。
そういった意味で、特に冬場のレイヤリングに欠かせないマストアイテムと言えるでしょう。
4.動きを阻害しない
ランニングでは、持続的な腕振りや足運びが求められます。
あまりに厚手なアウターだと、ゴワついてしまい、腕振りを阻害することも。
また、防寒重視の丈が長めでズシッと重たいアウターは、足運びの邪魔でなりません。
その点、薄手で軽量なウインドブレーカーなら、冷たい風をしっかりとシャットアウトしながらも、軽やかな腕振りや足運びが可能です。
5.オールシーズン使える万能着
「ウインドブレーカー」というと、秋から春先にかけてをイメージしがちですが、実は夏場でも役立つことがあります。
早朝や夜間、もしくは小雨が降るような日は、思いのほかヒンヤリするからです。
そんなとき、シャツの上から簡単に羽織れ、熱くなったらサッとポケットにしまえるのが薄手のウインドブレーカー。
ウインドブレーカーの特徴である防風性や撥水性、それに携帯性が、オールシーズンあなたの走りを快適にサポートしてくれます。
ランニングのウインドブレーカーが薄手軽量のデメリット
ウインドブレーカーが薄手軽量であることのデメリットは、それほど多くありません。
あえて挙げるとするなら、2つほど。
- 雪が降るような寒すぎる日は保温性が追いつかない
- 薄さと軽さを追求したウインドブレーカーは安っぽく見える
1.雪が降るような寒すぎる日は保温性が追いつかない
雪が降るようなあまりに寒い日は、走り始めてからも体が温まりにくいかもしれません。
ちなみに、雪が降るときの気温は3〜5℃。
このくらいの気温になると、薄手のウインドブレーカーで自宅を出るのはタメらわれます。
お住まいが寒い地域で、ウォーキングか軽めのジョギング程度なら、薄手のウインドブレーカーでは寒さ対策として役不足かもしれません。
2.薄さと軽さを追求したウインドブレーカーは安っぽく見える
極限まで薄さと軽さにこだわったウインドブレーカーを、それとは知らずに購入してしまうと悲劇が起こります。
サイト運営にあたり、日頃からamazon・楽天でランニング用品を購入したり、レビューを詳しく観察したりします。
そこで思うのは、過酷な条件で威力を発揮するアイテムであればあるほど、それを知らずに購入した人の期待を裏切ってしまいやすい現実。
たとえば、過酷な山登りでは極限の軽さが求められます。
また、急な悪天候も想定しなければならないロングレースでは、ゼッケンが透けるような薄手・軽量のアウターが重宝します。
しかし、普段のウォーキングやランニングで「それが必要か?」と聞かれると、必要とは言い切れません。
極限まで薄さと軽さを追求したウインドブレーカーは、それが本当に必要かどうかをよくご検討ください。
【実証済】薄手で軽量なランニング用ウインドブレーカーおすすめ10選!
身長167㎝、体重62㎏、胸囲81㎝の私がすべて試着し、厳選したものだけをご紹介します。
ザノースフェイス エニータイムウィンドフーディ
㊟枠の中の商品名をクリックしていただくと、ご紹介の商品を直接ご覧いただけます。
極薄軽量かつ強靭なナイロン素材「パーテックス」を採用した、ノースフェイスらしいウインドブレーカー。かつ、乾燥する冬場に嬉しい静電ケア設計。
Mサイズでジャストでした。
両サイドにはジッパー式ポケットを配置。
急な雨でもサッとかぶれそうなフードを完備。
前後のロゴはリフレクターになっています。
ナイロンのイメージとはちょっと違って、肌にとても優しい質感。
これで撥水機能もしっかり備えるのだから驚き。
重量なんと100g。明るい場所で裏地をさらすと光が透けて見えるほどです。
裏地はないぶん、スッキリとした着心地で、汗をかていもベタつき感のない印象。
両サイドには、ちょっとした小物を収納できる内ポケットも備えています。
袖口やフード、スソの部分には、体型に合わせてしっかりとフィットしてくれる、ゴムシャーリングやドローコードを完備。
★総合評価★
とにかく薄くて軽い、それでいて雨風はしっかりと防いでくれるウインドブレーカー。オールシーズンあらゆる天候に対応してくれるユーザビリティーの高いモデル。ストレスを感じさせない軽やかでソフトな着心地が、あらゆるランニングシーンをサポート。
サロモン AGILE WIND JACKET MEN (アジャイル ウインド ジャケット)【メンズ】
フランス・アルプス発祥の世界的マウンテンスポーツブランド「サロモン」の、薄くて軽い細部までしっかり作り込まれたウインドブレーカー。
ランニング用のウインドブレーカーとして、また寒冷地ではミドルレイヤーとしても重宝しそうなモデル。
SサイズでカラーはCitronelle。サロモンが得意とするカラーで、個人的には大好きな色です。
着丈(後ろ身頃)は思ったよりも長くお尻が完全にカバーされるほど。袖丈もやや長め、身幅はわりとタイトなつくり。
いつもよりワンサイズダウンのSサイズながら、ヨーロッパブランドだけあって少し大きめなつくりですね。
このあと紹介しますが、Mサイズだとかなり大きかったので、サイズ選びには注意してください。
防風性と耐久撥水性を備えています。
重量は129gと軽めで、ハンドポケットの内側にだけメッシュが配されています。
左右のハンドポケットはジッパー式で、開けた状態ではベンチレーターとなります。
フードの付いていない、スッキリと着れるタイプです。
また、汗で張り付きやすい襟もとの内側にメッシュが配されているのはポイント高いですね。
袖口とスソに配されたゴムシャーリングが、フィット感を高めてくれます。
左腕と背面にリフレクターを配置。サロモン独自のこのリフレクターの入り方がなんともカッコいいですね。
フロントジッパーにはフラップが配置されています。
前面と背面にベンチレーターを備えますが、これが見た目のアクセントになって洗練されたイメージを受けます。
ちなみにMサイズはかなり大きめでした。
ブラックもかなりカッコいいですが、サイズ選びにはやっぱり注意が必要ですね
いつもMサイズなら、Sサイズをオススメします。
★総合評価★
さすがのヨーロッパブランドだけあって、高いデザイン性と高機能を兼ね備えたモデル。薄くて軽く走りの邪魔にならない。やや長めな着丈は好みが分かれるところだが、冷たい風をしっかりとカバーしてくれるのは間違いなし。走り始めてからの内側の熱気を逃してくれるベンチレーターや、夜間も目立つリフレクターはランニングにとって心強い。サロモン独自のカラーリングがなんともオシャレで落ち着いた印象。アラフォーが以上のランナーでも安心して羽織れる一着。
ナイキ フルジップフーディ PX ジャケット
ナイキ得意のウーブン素材によるDri-FIT搭載ジャケット。
薄手で耐久性や速乾性を備えながら、少しシワ加工されたような表面が見た目にもオシャレ。
Sサイズでぴったりでした。Mサイズだったら大き過ぎですね。
レギュラーフィットのほどよい着心地で、ナイロン100%ながらシャリシャリ感が少ないのがウーブン素材の特徴。
裏地加工はありません。
重量173gと軽めです。
撥水性は表記されていませんが、ナイロン100%なので多少の雨であれば対応できます。
ただし、通気性を高めるためのメッシュなどが多く配されているため、明らかな雨天での使用には適していません。
通気性を高めるため、背面にはレーザー加工によるパンチング、首元、側面にはメッシュが配されています。
フード内側の切り返しがかわいくてオシャレですね。
フードには絞りを効かせられるドローストリングを配置。
ヒモがバタつかないよう内側に通しているあたり、かなり細かなつくりですね。
両サイドのハンドポケットはありますが、ジップ式ではありません。
ただ、左胸にスマホも収納できる大きめのジップ式ポケットが配置されてます。
両腕の肘部分の切れ込み内側にもメッシュが配され、通気性と動きやすさを向上。
左胸のロゴや左腕のワンポイントはリフレクターではないようです。
袖口はしっかりとフィットしてくれるゴム仕様。
スソにゴム仕様やサイズ調節のためのドローコードはないものの、程よいフィット感でストレスを感じさせない。
★総合評価★
冬場の防風性には劣るものの、「走り始めてからの通気性を確保したい」といった要望に応えられるモデル。インナーシャツなどにもよりますが、1時間に12㎞以上走るようなペースで気温10℃までなら、メインの防寒着としても問題なし。ナイロン製ながら、ウーブン素材特有の柔らめな着心地でストレスを感じさせない。急な天候変化にもそこそこ対応可。とにかく細かいディテールで、これぞナイキと思えるような卓越したモデル。1年を通し幅広く使えそうなユーザビリティーの高さも嬉しいポイント。
上記の商品は取り扱いが終了しております
代わりのオススメがこちら
ナイキ(NIKE) WIND RUNNER
ニューバランス ライトウェイト ウーブンジャケット AMJ03044【メンズ】
優れた吸汗速乾テクノロジー「NB DRY」搭載の、アクセントの効いたウインドブレーカー。
裏地にメッシュが配されているものの、それほどの厚みは感じなかったので「薄手」としてご紹介します。
ただし、重量は279gなので軽いとは言えません。
Mサイズでちょうどいいですが、わりとユッタリめです。
撥水性については表記されていませんが、「短い時間の小雨程度なら」といったところ。
背面左側のロゴプリントが目立ちますね。
フードがついていて、フチはゴム仕様になっています。
裏地は全面に目の粗いメッシュが配され、汗をかいても内側をベタつかせずさらりとキープくれるのがいいですね。
左右にはジッパー式のハンドポケットが配され、開いた状態ではベンチレーターとなります。
また、ポケット上部を覆うようなデザインなので、雨の日のポケット収納物が濡れにくいつくり。
フロントジッパー上部にはジップカバーが配されています。
ただし、ロゴはどうやらリフレクターではないようです。
スソの両サイドにサイズ調整のドローコードが配されているので、しっかりと絞りを効かせられます。
袖口はゴム仕様なので隙間ができません。
★総合評価★
薄すぎるのも厚すぎるのも嫌という人におすすめモデル。裏地全面にメッシュが配されているものの、わりと楽に着れる感じ。派手めでアクセントの効いたデザインとカラーリングが目を引く。ルーズフィットなのである程度太めな方でも対応可能。
オークリー SKULL MARBLE GEO HYBRID JACKET【メンズ】
動きやすい4wayストレッチ素材に総柄プリントをあしらった、薄くて軽いウインドブレーカー。
肌当たりのよい柔らかい生地でよく伸び縮みするため、羽織っていても軽やかで走りの邪魔にならない一着。
Mサイズでは大き過ぎました。
かなりタボついているので、Sサイズがよかったです。
フードは付いていません。
少し斜めに配されたフロントジッパーと胸ポケットが特徴的ですね。
胸ポケットは小さ目なので、スマホが入らないのは残念。
左右にハンドポケットが配され、ベンチレーターになっています。
ただし、ジップ式ではありません。
重量は294gでした。
のわりに、着た感じ軽やかですね。
優れた撥水性を備えているので冷たい雨も安心!
また、内側のメッシュはかなり深めのポケットになっています。
ご覧のとおり、裏地のメッシュはこの部分だけです。
首元にも内側の空気を循環してくれるベンチレーターを備えています。
ロゴはどうやら、リフレクターではないようです。
袖口のゴム仕様とスソのドローコードが、フィッティングを高めてくれます。
★総合評価★
総柄プリントと少し斜めに配されたフロントジッパーが特徴的な薄手のウインドブレーカー。ルーズフィットでゆったりと着られるタイプ。柔かい肌触りにストレッチ性の高い生地なので、ランニング中の動きを阻害せず、ストレスフリーな着心地を提供してくれる。防風もさることながら、楽に羽織れるウインドブレーカーをお探しの方にオススメの一着。
ノースフェイス インパルスレーシングジャケット NP21980【メンズ】
一切のムダを削ぎ落としながらも、防風性や耐久撥水性など、ランニングに必要なほぼ全ての機能を搭載した高機能ウインドブレーカー。
わりとタイトなシルエットながら、Mサイズでジャストでした。
薄いナイロン製で裏地などは一切ありません。また、フードもなくスッキリと着られるタイプ。
重量は実測で52g、驚きの軽さです。
レース中にゼッケンが透けて見えるよう、カラーラインナップは全てクリアカラー。
袖口やスソはきっちりと絞りの効いたゴムシャーリング仕様。
フロントジッパーを上げっ切ったときに、ジップが顎を傷つけたり触れて不快になったりしないようチンガードを配するなど、細やかなつくりも嬉しいポイント。
ロゴやバックプリントは、よく反射するリフレクターになっています。
背面のベンチレーター(通気孔)が、内側のムレた空気を排出しドライにキープ。この小さな孔があるのと無いのとでは大違い。
通気孔は上部の生地が覆いかぶさっているので、雨の浸水はありません。
少し不自由に感じるかもしれないのが、ハンドポケットがない点。
ただし、内側の右背面にマジックテープ式のポケットが配置されています。
実はこのポケットに、本体をコンパクトに収納できるパッカブル仕様。
ランニング中に熱くなっときはポケットにしまったり、バッグの中に常備して「走りたい!」と思った瞬間にランニングを楽しんだりと携帯性も抜群です。
折りたたみ方などの詳細はこちら:ランニングでノースフェイスの薄手で透明なウインドブレーカーを試した
★総合評価★
ノースフェイスの本格的なレース仕様の超軽量薄手なウインドブレーカー。一見するとペラペラで安っぽく見えるものの、優れた防風性や撥水性、通気性、再帰反射性、携帯性などを兼ね備えた高機能モデル。一時間に10㎞以上のペースで走るのであれば、気温5℃近くでも防寒アイテムとして効果を発揮。
デサント ウインドブレーカージャケット DRMQJF30【メンズ】
前面の「DESCENTE」のワードマークがスポーティーな、薄くて軽いデサントらしいウインドブレーカー。
シルエットは程よいレギュラーフィット。Mサイズでジャストでした。
ポリエステル100%のスベスベした生地で、撥水性と防風性を備えています。
フード付きです。
重量は143gですが、着た感じはそれほど重量は感じません。
ジッパーがアゴにあたって不快になりません。
両サイドのハンドポケットがないぶん、左胸にジッパーポケットが配置されています。
内側にもう一つポケットがあるので、鍵などの収納に便利です。
裏地がないぶん軽やかに着こなせます。
スソはノーマルなタイプでストレッチ性などはなく、背面(後ろ身頃)がやや長めなシルエットです。
絞りやストレッチ性があると、更に良かったと思います。
腕は立体的なつくりなので、腕振りがストレスフリーです。
袖口はゴムシャーリング仕様。
前面と背面にリフレクターがあるのは嬉しいですね。
★総合評価★
見た目にもスポーティーでスッキリまとまったモデル。軽量で薄手ながら、急な天候変化にも対応できる撥水性と防風性を備える。腕振りを阻害しない立体的なつくりも嬉しいポイント。胸ポケットはジッパー式で、内側が仕切られているので小物の持ち運びも便利。日照時間の短い冬でも、前後のリフレクターが暗い中での安全性を確保。とにかくスッキリと楽に着こなしたいウインドブレーカーをお探しの方にはおすすめ。
マムート(MAMMUT) ウインドブレーカーグライダージャケット アジアンフィット【メンズ】
ナイロン素材のパーテックスを採用した、極薄軽量かつ強靭な高機能ウインドブレーカー。
Sサイズでジャストなので、日本人には少し大きめなつくりだと思います。
肌当たりがソフトで着心地抜群!
塩分や油脂などの汚れはガードしながら、撥水性が持続するDWR加工がなされています。
フート付きです。
先端がツバのような形状で、強風時にしっかりと絞れるドローコード付き。
重量は実測183gでしたが、それほど重さを感じずに軽やかです。
腕の部分は立体的なつくりなので、腕振りを阻害しません。
フロントジッパー部のつくりも細やかで、何と言ってもジップの上げ下げの滑らかさには驚きました。
内側のアゴにあたる箇所には、柔らかくて肌触りのよいチンガードが配されています。
裏地は前面(前身頃)にだけメッシュが配されています。
フロント両サイトにはジップ式のハンドポケットを完備。ポケットを開けるとベンチレーターなり、内側の空気をうまく循環してくれます。
袖口はゴム仕様、かつマジックテープ式になっています。
ゴム仕様のみで、スッキリした方が良かったような気も……。
左のポケットに本体まるごと収納できる、パッカブル仕様になります。
リフレクターが前面・背面・左腕に配されています。
★総合評価★
お値段はかなり高めですが、やはりそれなりの価値ありです。極薄軽量かつ強靭なナイロン素材がストレスを感じさせません。それでいて、耐久撥水性と透湿性を併せ持つ高機能モデル。薄手ながらそれなりの保温性も期待でき、使い勝手の良さでは一押し。ただし、サイズはやや大きめなのに注意が必要。
アシックス グラフィックウーブンジャケット 2091A336【メンズ】
グラフィック柄がスポーティーで、まさにランニングのためのウインドブレーカー。
Mサイズでジャストでした。
フードがなくスッキリと着れるタイプ。
シャカシャカした感じのウーブン素材で、適度な通気性と防風性を兼ね備えます。
撥水性の表記はありませんが、小雨程度なら対応できそうです。
重量は142gと軽量。
裏地は背中部分にサラッとしたメッシュが配されています。また、脇部分は切替しとなり、ウエスト部分がややくびれたシルエット。
内側の両サイドは、小物を収納できるポケット状になっています。
表の両サイドにもハンドポケットを備えます。ただし、ジップ式ではありません。
袖口はややストレッチ性のあるゴム仕様です。
スソに絞りなどはありませんが、スッキリとしたシルエットなので特に問題ありません。
前面の大きめのロゴは、暗い中でもしっかりと目立つリフレクティブ仕様。
★総合評価★
薄手で軽量まさにランニング用ウインドブレーカーといったところ。スッと羽織れて楽に着れるため、日々のランニングでもストレスフリー。グラフィックデザインが見た目にもスポーティーで、シルエットもスッキリとした印象。肌離れの良い裏地のメッシュが、汗でベタつきがちな内側の快適性を確保。軽くて薄いウインドブレーカーをお探しの方におすすめモデル。
ヒュンメル パーカー M’s HAORI【メンズ】
Mサイズは少し大きめなので、Sサイズの方が良かったです。
わりとゆったりめなルーズフィットです。
ポリエステル製で撥水性と防風性を備えているようですが、わりと布っぽい生地です。
撥水性はやや心もとないような気も……。
フードが付きです。
重量は実測で168gでした。
裏地は全面にメッシュが配されています。
両サイドにはハンドポケットが配置されています。ジップ式でありません。
袖口とスソは、ややストレッチ性のあるゴム仕様です。
前面のロゴはリフレクターではありません。背面にもそれらしいものはありませんでした。
★総合評価★
フットボールブランド「ヒュンメル」の軽くてソフト、いつでも楽に羽織れそうなウインドブレーカー。裏地には前面に肌離れのよいメッシュを配置。着る人を選ばない至ってシンプルなタイプ。
ノースフェイス ベンチャージャケット NP11536K
ウインドブレーカーとしても使える、軽くて薄手なノースフェイスのレインジャケット。
耐水圧20,000㎜、透湿度10,000g/㎡/24h/以上の高性能。
ナイロン素材の表面に凹凸状のラミネーションを施すことで、ドライな肌触りと圧倒的なソフト感を実現したレインコート。
Mサイズでぴったりジャストでした。
フード付きです。
頭の形状に合わせたり、強風時に絞ったりできる2種のドローコードのついたフードが付いています。
重量は173gです。
スソにも絞りをきかせられるドローコートが配置されています。
袖口にはストレッチ性があり、かつマジックテープでの調整も可能です。
フロント両サイドには、ジップ式のハンドポケットを配置。
フード部分も含め、縫い目からの浸水を防ぐシームシーリング加工がなされています。
フロントジッパーにも防水加工が見られます。
ロゴ部分はリフレクターとなります。
コンパクトに収納して持ち運べる小袋が付属するのが嬉しいですね。
★総合評価★
薄くて軽いウインドブレーカーとしても使えるレインジャケット。雨をしっかりと防ぎながらも、高い透湿性がムレがちな内側の快適性を確保。各部には絞りをきかせるドローコードが配置され、強風時のバタつきや雨の浸水を抑えてくれる。デザインも洗練され、見た目にもスッキリと羽織れるタイプ。悪天候の中でも果敢に走りたい人にぜひおすすめ。
まとめ
ランニングだけでなく、普段着としても楽に着こなせるのが薄手のウインドブレーカー。
他のスポーツではあまり見かけませんが、ランナーだからこそ出会えるアイテムの一つ。
よく分からないで購入してしまうと、「ペラペラで安っぽい」となりがちですが、そこには多くのテクノロジーが隠されています。
薄手のウインドブレーカーが一着あるだけで、さらにランニングスタイルの幅を広げてくれると思います♪