ヒザの痛みを気にせず走りたくないですか?

【レビュー】夏・冬ランニングで使えるファイントラックのグローブ体験談

ファイントラックFAU0201グローブのイメージ

「ファイントラック」のドライレイヤーなるグローブをランニングで試してみました。

こんなグローブです。

finetrack(ファイントラック) パワーメッシュインナーグローブ FAU0201

最初は「まあ、こんなもんだろう」という印象だったのが、あることを境にガラリと見方が変わってしまいました。

その体験を共有したいのでレビューします。

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目次

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ファイントラックとはこんなメーカー

アメリカ合衆国にくらべ、日本の国土はわずか1/25。

それなのに、北海道から沖縄までの緯度差は何とアメリカ超え。

なるほど、四季があって自然豊なのは、そういった背景もあってなんですね。

このように多彩なフィールドをもつ我が国で、「遊び手が創り手」を旨とし、2004年1月に産声を上げたのが国産アウトドアブランドの「ファイントラック」。

と、分かっているようなフリして、実はランニングを始めるまで、このメーカーの存在さえ知りませんでした。汗

最初は神戸の住宅街の一軒家から始まったそうです。

開発スタッフが本気で遊びながら、商品開発に取り組む姿勢が、どこか世界的アウトドアブランドの「パタゴニア」とも似ていて共感できます。

パワーメッシュインナーグローブ FAU0201について

このグローブは「ドライレイヤー」と呼ばれる、ファイントラック独自のコンセプトが生んだ、肌に直にふれることで効果を発揮するもの。

見た目はこんな感じ。

パワーメッシュインナーグローブ FAU0201のイメージ
パワーメッシュインナーグローブ FAU0201のイメージ

地肌の透けるストッキングみたいな生地で、ザラっとした感じの、ちょっと変なグローブ。

何も知らない人が手に取ると、一般的なものとのギャップに、「何じゃこりゃ!」となりそうな感じのグローブ。

amazonで知ってから購入前に少し調べていたので、自分が考えていたとおり、冬場に重ねるときのベースレイヤーとし、ピッタリのイメージでした。

パワーメッシュインナーグローブ FAU0201がamazonから届いたイメージ
パワーメッシュインナーグローブ FAU0201がamazonから届いたイメージ

購入の決め手になったのは、amazonに下記のようなレビューが多数あったから。

正直ここまで凄いとは思いませんでした。今使っている冬グローブが冷えるのは薄いからだと思っていました。これを使った途端、いくら走っても冷えない。そう、今までの冷えは汗冷えだったんです。

出典:amazon

末端冷え性の自分としては、がぜん興味が湧きました。

ちょっと調べてみると、上記のようなレビューが多い理由は、「撥水性」にあるようでした。

参考:ファイントラック公式ホームページ

もともと薄い生地でありながら、肌に触れる面にだけ撥水性をもたせることで、吸い上げた汗や、アウターの濡れを肌に戻さない仕組みのようです。

「撥水性」と聞いていすぐに思い浮かぶのは雨対策。

なので、「汗冷えと何の関係があるの」って感じでした。

その辺も、興味をそそられた点です。

最初にランニングで使ってみた感想

2月21日に届いたので、早速使ってみました。

走ったときのデータは以下になります。

ランニングデータのイメージ
ランニングデータのイメージ
ランニングデータのイメージ

データは「ガーミン・instinct」によるもの。

日付2月23日
時間10時05分〜
気象条件晴れ、気温10℃、湿度62%、風速2m/秒
キョリ8.24㎞
所要時間44分21秒
ペース5分23秒/㎞
心拍数(bpm)平均149 最大159

気温10℃とそれほど寒い日ではなかったものの、夏でも手足の冷たい自分としては、やはり手の冷えが気になります。

パワーメッシュインナーグローブ単体では無理なので、ミズノの防風手袋を上に重ねました。

パワーメッシュインナーグローブとミズノの防風手袋のイメージ
パワーメッシュインナーグローブとミズノの防風手袋のイメージ

感想としては、2枚重ねているのでその分温かいのと、汗の感じ方がいつもとちょっと違うかなといった印象。

この日は日中でしたが、気温がもう少し下がる夕方から夜にかけて、同じようなキョリを5・6回はグローブをつけて走ってみました。

初日と変わりない印象に、「暑くなってまた使おう」とそれ以降しばらくお蔵入りに。

走り終えてからの汗冷えに劇的効果あり

ところが、ある実験で連日10㎞走ることを繰り返す中で、手がキンキンに冷えてしまってどうしようもありませんでした。

いつもならランニングの後、2㎞先の自宅まで小走りに帰っていたのが、連日の10㎞でヘトヘトになってしまい、歩いて帰っていたのです。

その際、汗でグッチョリなったグローブが手に張り付いて、冷えること。

そのときに「あっ」と思い出したのが、ファイントラックのパワーメッシュインナーグローブ。

予感は的中でした。

いつものグローブの内側に、パワーメッシュインナーグローブをつけると、汗冷えでキンキンになっていた手がかなり緩和されたのです。

自宅に戻ってすぐの状態がこれ。

ランニング後のグローブのイメージ
ランニング後のグローブのイメージ

内側の手は少し湿る程度で、濡れていません。

ランニング後の手のイメージ

以前使ったときは、同じグローブの組み合わせで、もちろん汗もかきました。

ただ、今回との違いは、内側に汗はかいていたものの、手が冷え切る前に自宅に戻っていたので、このグローブの効果に気づけなかったんだと思います。

この日以降も同じようにしましたが、むしろ汗をかいた帰り道の方が温かく感じるよう気も。

錯覚かもしれませんし、プラシーボ効果もあるのかもしれないので、ここは話半分に聞いてください。

ただ言えるのは、本当に汗冷えさせない効果はあるってこと!

他のアウトドアブランド用品にも同じようなことを感じたことがありますが、環境が劣悪になるほどその違いが分かるといった感じです。

アウターの吸汗速乾性が高いほど効果を発揮

ちなみに、パワーメッシュインナーグローブは上に重ねるグローブの吸汗速乾性が高いほど、その効果を発揮するようです。

それ専用に作られたのがこちら。

ファイントラック finetrack ラピッドラッシュグローブ FWU0416 (CA)

ちなみに、今回上に重ねたミズノの防風手袋は、汗で湿るとピッタリ張り付くような感じなのと、ある程度汗を吸収する生地なので、相性の良さもあったのではないかと思います。

この2つのグローブのレイヤリングは、寒くなってからも試すのが楽しみです。

まとめ

機能性の高いランニングギアほど、想定した状況になってこそ、効果を発揮するのだと実感しました。

ファイントラックはお気に入りのブランドになりそうなので、ドライレイヤーのパンツとシャツも近いうちに試そうと思っています。

そうそう、これらの商品は沢登りなど、水の中に入るアクティビティーを想定しているので、趣味の渓流釣りこそもってこい。

そちらで使うのも楽しみです。

また、結果をレビューいたします。

さあ、仕事がんばって稼ぐぞ〜!

今回ご紹介したグローブはこちら。

finetrack(ファイントラック) パワーメッシュインナーグローブ FAU0201

パワーメッシュインナーグローブの効果と写真

ランニングで汗びっしょりになった後、しばらく濡れたままの状況が続くようであれば、ぜひ一度試してみてください。

追記(5/16)

温かくなってきたのでグローブなしで走ったところ、風に吹かれ、思った以上に手が汗冷えしてしまいました。

そんなシチュエーションにも、このグローブは本当に使い勝手がよく、重宝しています。

関連商品(上に重ねるグローブ):ファイントラック finetrack ラピッドラッシュグローブ FWU0416 (CA)

関連商品(インナーパンツ):ファイントラック finetrack Men’s スキンメッシュ ボクサー FUM0414 (OD)

関連商品(インナーシャツ):ファイントラック finetrack Men’s スキンメッシュ Tシャツ FUM0412 (OD)

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