当サイトで、ナイキのおすすめランニングキャップとして、ご紹介しているのがこちら
ナイキ(NIKE) ラン フェザーライト キャップ AR1998
このキャップを実際にかぶり、走ってみたのでレビューします。
※本ページはプロモーションが含まれています
ナイキのフェザーライトキャップAR1998とはこんなキャップ
2020年の東京マラソンで、日本記録をぬりかえた大迫傑選手がかぶっていたキャップと似たタイプ。
ナイキのDRI-FITによる、AeroBillテクノロジー搭載モデル。


「DRI-FIT」とは、マイクロファイバーポリエステルといわれる、毛髪の1/100ほどのポリエステルを採用したナイキ製品に冠されています。
この素材は汗をよく吸収し、その汗を重力に関係なく、表面へと移動させ蒸発させるのが特長。
また「AeroBillテクノロジー」とは、DRI-FITのような吸汗速乾性素材による製品を、軽量化する技術を言うようです。
つまり、汗の乾きやすさ・軽さがウリのキャップ。
フェザーライトキャップの重量を確かめてみました。

58.7gでした。
他のキャップと比較してみると…



58.7gはむしろ一番重いくらい。
ただし、よく観察してみると、フェザーライトキャップのフロントパネルは、生地が2重になっていました。

比較した他のキャップにはない特徴です。
そのぶん重量に反映されてしまったとしても、この箇所を2重にする意味があるのでしょう。
2重になったフロントパネル内側には、レーザー加工による微細な通気孔が配されています。

他にも、外部とつながった通気孔が4か所。

これらの通気孔が、内側のムレを緩和するのに役立つようです。
また、雨が直接侵入するような孔ではないので、雨ランニングでも使えそうな感じ。
軽量化のため、ツバの芯材が型抜きされています。


アジャスターはマジックテープ式で、細かいサイズ調整が可能。


しっかりと太めのマジックテープで、表面には複数の円形の型抜きがなされ、つまみにはロゴの入ったタグが配されています。
ツバ長さは7㎝あるので、顔の紫外線対策としても問題なさそうです。

ツバの長さが7㎝あると、顔への紫外線を60%以上カットできると言われます。
ロゴやツバのパイピング部、アジャスター先端のタグは全てリフレクターです。



360度リフレクターが付いている感じなので、暗い中でもかなり目立つでしょう。


注意すべきは、平置きで形状をキープできないこと。

柔らかくフニャッとした生地で、ベースボールキャップのような、カチッとしたタイプではありません。
フェザーライトキャップの詳細は下記になります。
カラー | 2色 |
サイズ | フリーサイズ(頭囲54㎝〜61㎝) |
素材構成 | ポリエステル100% |
このようなキャップをかぶり、実際に走ってみました。
気温の上がった日中に走ってみた
夕方以降に走ることが多いので、気温の高めな日中にフェザーライトキャップをかぶってみました。
当日のランニングデータが下記になります。
データは「ガーミン・instinct」によるもの。



データ詳細
日付 | 5月17日 |
時間 | 14時36分〜 |
気象条件 | 曇り、気温23℃、湿度82%、風速2m/秒 |
キョリ | 8.38㎞ |
所要時間 | 42分48秒 |
ペース | 5:07分 /㎞ |
心拍数(bpm) | 平均164 最大171 |
フェザーライトキャップは白黒の2色で、選んだのは黒です。
私の頭のサイズ(頭囲)は58㎝で、かぶった感じサイズ的に問題ありません。



ツバの額部分の芯材が型抜きされているため、かぶったときに硬い感触がないのがいいです!
ただし、かぶり心地はやや浅めなので、強風の日はキャップが飛ばされないか心配です。
この日は、午前中に少し雨が降ったので湿度が高く、午後から日差しが強くなり、気温以上に暑く感じました。


本当は10㎞走るつもりでしたが、あまりの蒸し暑さに8㎞ほどで断念。汗
フェザーライトキャップには、外部と直接つながった通気孔が少ないので、頭の熱さやムレ具合を確かめるにはベストなタイミングでした。
走り始めは頭が蒸し暑く感じましたが、心拍数の上がり切る10分後くらいには、その感覚は気にならなくなっていました。
走り終えたあと、このような状態に。


汗は大量にかいたものの、内側のムレはそれほど気になりませんでした。
スーと抜けるような通気性は感じなかったものの、DRI-FITによる吸汗速乾の効果なのかもしれません。
キャップ全体や内側の汗止めバンドが、汗をよく吸収してくれました。


自宅に戻って重さを測ってみると、34gほどの汗を含んでいました。

なかなかの給水力です。
あと、ツバが幅広で長めな点も気に入りました。
日差しの強い日中は、いつもサングラスをかけて走ります。
この日はサングラスをかけませんでしたが、長めのツバがしっかりと視界を確保してくれました。
風の強い日にフェザーライトキャップAR1998をかぶってみた
ランニングコースが海辺ということもあり、この日はかなり強い風が吹いていました。


フェザーライトキャップはやや浅めなので、強風の中を走って感触を確かめてみました。
当日のランニングデータが下記になります。



データ詳細
日付 | 5月19日 |
時間 | 18時05分〜 |
気象条件 | 曇り、気温20℃、湿度58%、風速5m/秒 |
キョリ | 10㎞ |
所要時間 | 51分14秒 |
ペース | 5:07分 /㎞ |
心拍数(bpm) | 平均157 最大171 |
この日は風速5m/秒とのことでしたが、実際にはもう少し強い風が吹いていたと思います。
走り始めると時おり、突風が吹きつけました。
飛ばされることはないものの、やはりキャップはあおられます。
これまでかぶってきたキャップとくらべ、あおられ感はやや強い感じ。
3回ほどあおられた後、アジャスターを少し絞り、フィッティングを強めました。
走りながら、グローブをつけたままの操作でしたが、アジャスターのタグがつまみやすく、ストレスなく行えました。
アジャスターの先端にタグの付いたキャップは初めてだったのですが、これはかなり使えますね。

他のキャップでは、グローブがマジックテープにくっついてしまい、ストレスになります。
サイズ調整したあとは、反射的に手でキャップを押さえてしまうようなあおられ感がなくなり、ストレスなく最後まで走り切りました。
頭の形状に合わせたフィッティング性が、浅めのつくりを多少カバーしてくれます。
風があっても、何とか対応できそうなので安心しました。
とはいえ、あえて強風の中、このキャップで走ることはないと思いますが…。
まとめ
別の日に雨の中、このキャップで走ってみました。
思った通り、内側に雨を侵入させず、濡れ冷えしないのは素晴らしい!
スキマだらけのメッシュキャップであれば、通気性は高くなるものの、雨の日は頭がビチョ濡れになってしまいます。
そういった意味で、フェザーライトキャップは、外部に通じた通気孔がほどんどないにもかかわらず、優れた吸汗速乾性を備えた点は秀逸です。
あと、幅広で長めなツバが、雨の中でも視界をしっかりとキープしてくれます。
また、手持ちのランニングキャップで、普段着と合わせられるのは、今のところこのキャップだけ。
機能性とデザイン性を兼ね備えたキャップは、それほど多くないと思います。
今回ご紹介のキャップはこちら
夏場の暑さや紫外線対策、また雨の日のキャップとしてもオススメ。
ただし、かぶり心地がやや浅めな点にご注意ください。