「ランニングギア取説」運営者のタツヤです。
ランニングで不快なことの一つに、額からしたたる汗があります。
夏場ともなるとその量も尋常ではなく、目にしみて痛いこと痛いこと。
少し前に汗で目がしみて、すれ違う人とぶつかりそうになりました。
そこで購入したのが、テニスプレーヤーなどによく見かけるヘッドバンド。
そんな経験をもとに、ここではヘッドバンドについて、下記の内容をご説明しています。
- ランニングにおすすめなヘッドバンド
- わたしが選んだのはこれ!
- ヘッドバンド選びで大切な2つの視点
- ランニング用ヘッドバンドの選び方
- 同じような効果をもつキャップとの比較
ご興味のある方はぜひ読み進めてみてください。
「おすすめ」だけで約3分、最後までなら約8分でお読みいただけます。
機能別おすすめヘッドバンド7選!
「前髪固定」と「汗止め」のどちらを優先するかで、それぞれに分けてご紹介します。
前髪固定を重視したおすすめヘッドバンド3選!
ブランドによらず、クオリティーの高いモデルを3つご紹介します。
㊟枠の中の商品名をクリックしていただくと、ご紹介の商品を直接ご覧いただけます。
ザクション (Zaction) ヘアバンド【男女兼用】
額部分が幅広で、前髪をスッポリと覆えるヘッドバンド。後部にタックを入れることで、立体的なシルエットが楽しめるなど、日本製でひとつひとつが手作業によるこだわりよう。吸水力の高い日本製のパイル生地が、額からしたたる汗も抑えてくれる。カラーも10色と豊富で、男女ともにお気に入りが見つけられるラインナップ。ただ、あまり伸び縮みしないため、2サイズからより適したサイズを選ぶ必要あり。
カラー | 10色 |
サイズ | 2サイズ |
素材 | 綿76%、ポリエステル24% |
アディダス (adidas) ヘッドバンド【男女兼用】
前髪をスッポリと覆えるよう、額部分が幅広になったヘッドバンド。サラサラしたストレッチ性の生地がフィット感を高める。裏表にロゴの入ったリバーシブル仕様。薄手なのでキャップとのレイヤリングも容易。前髪による不快感を解消したい方におすすめモデル。
カラー | 3色 |
サイズ | フリーサイズ |
素材 | ポリエステル89%、エラストマー11% |
チャーム (Charm)パイルターバンヘアバンド【男女兼用】
額部分が幅広で、ストレッチ性の高いパイル生地を採用したヘッドバンド。後部のタックにより、首の後ろでたるむことなくスッキリとしたシルエットを演出。抗菌加工による臭いの抑制や、洗濯を重ねてもフンワリ感が持続する耐洗濯性も嬉しいポイント。また、抗アレルギー成分の配合など、お肌の弱い人にも配慮された安心設計。フリーサイズながら、男女で選びやすい13色のラインナップ。前髪を固定しながらも、汗のしたたりをある程度で抑えたい方におすすめモデル。
カラー | 13色 |
サイズ | フリーサイズ |
素材 | 綿75%、ナイロン20%、スパンデックス5% |
汗止め重視のおすすめヘッドバンド4選!
汗で目をしみさせないための、ヘッドバンドを4つご紹介します。
アディダス (adidas) ヘッドバンドadk-157111711【男女兼用】
厚手で幅8㎝と大量の汗を吸収してくれるヘッドバンド。洗濯を重ねてもソフトなつけ心地が持続する耐洗濯性。幅広なタイプなので前髪の固定も容易。とにかく額からしたたる汗が気になる方におすすめモデル。
カラー | 5色 |
サイズ | フリーサイズ |
素材 | アクリル100% |
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) アクティブトレイルヘッドバンド NN02071【男女兼用】
吸汗速乾性に優れたドライメッシュ生地による、額の汗を素早く吸収し内側をドライにキープできるヘッドバンド。ランニング中もずれ落ちることのないよう、内側にシリコンプリントを配備。フリーサイズながら、ストレッチ性の生地が、頭の大きさや形状に合わせて柔軟に対応。寒い時期の汗止め用ヘッドバンドとしておすすめ。
カラー | 4色 |
サイズ | フリーサイズ |
素材 | ポリエステル93%、ナイロン6%、ポリウレタン1% |
ナイキ (NIKE) スウッシュヘッドバンドII【男女兼用】
細めのタイプながら、しっかりとしたフィット感で、汗を左右に逃してしたたらせないヘッドバンド。内側には滑り止めの加工があるため、ランニング時のズレも気にならない。6本セットなのでランニング以外の用途にも使えてお得。ヘッドバンドによる暑苦しさやムレを敬遠する方や、目立たせずにさりげなく汗対策したい方におすすめモデル。
カラー | 2色セットと6色セット |
サイズ | フリーサイズ |
素材 | ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン |
ヘイロ(Halo)ヘッドバンドH0002【男女兼用】
内側に加工されたスウェットブロック・シール(シリコンゴム)が、額からしたたる汗を左右に逃し、目への侵入を強力に抑えてくれるヘッドバンド。このゴムはとても柔らかく、つけたときの締めつけや不快感もなし。また、吸汗速乾性の生地が汗を素早く乾燥させるため、ベタつき感もなく快適。銀イオン加工による抗菌防臭効果でバクテリアの発生や臭いを軽減。薄手なのでキャップとのレイヤリングも容易。額の汗が目に入るのを抑えたい方におすすめモデル。
カラー | 10色 |
サイズ | フリーサイズ |
素材 | ナイロン63%、ポリエステル23%、ポリウレタン14% |
わたしが選んだのはヘイロヘッドバンドH0002
色々と検討した結果、わたしはヘイロヘッドバンドを購入しました。
選んだ理由がこちら。
- 最も効果的に目に入る汗を抑えてくれそうだった
- シンプルでさりげなく着用できそうだった
- 吸汗速乾性や抗菌防臭効果も備えている
amazonから、ヘイロヘッドバンドが届きました。


イメージどおり見た目はシンプルだったので、さりげなく着用できそうで安心しました。
わたしの頭のサイズ(頭囲)は58㎝ですが、締めつけが強くも弱くもなく、ほどよいフィット感です。


このヘッドバンド最大の特長が、特許取得の「スウェットブロック・シール」と呼ばれる、黄色いシリコンゴム。


額部分に配さたシリコンゴムが、したたる汗をせき止め、左右に逃してくれます。

このシリコンゴムの厚みは1.5㎜ほど。

ランニング後、額にゴムのアトが少し残るものの、これといった不快感はありません。
汗もよく吸収してくれ、すぐに乾くので、使い勝手もいいと思います。


さらに詳しいレビューを、最後にご紹介しています。
ヘッドバンド選びで大切な2つの視点
ヘッドバンドのことをよく知らなかった頃、ランニング中に見かけては、「おしゃれ目的だろう」と思っていました。
「ヘアバンド」「汗止めバンド」のように、呼び方がまちまちなのも、そうなってしまった原因です。
しかし、よくよく調べてみると、ヘッドバンドには大きく2つの役割があることを知りました。

ランニング中にまとわりつく前髪を押さえたり、額からしたたる汗を抑えたりしてくれるのがヘッドバンド。
ヘッドバンドを購入する際、どちらを優先するかはっきりイメージおくと、断然選びやすくなるでしょう。
ランニング用ヘッドバンドの選び方
ヘッドバンドに何を求めるかで、選び方の基準が違ってきます。
前髪固定が目的
前髪を全体的に上げてしまいたいなら、額部分が幅広なタイプがおすすめ。

ただ、汗をかいたときにムレないよう、吸汗速乾性や通気性は欲しいところ。
額からの汗を止めるのが目的
目に入る汗を軽減したいなら、選ぶべきヘッドバンドには2つのタイプが。
まず、圧倒的な吸収力で汗を吸い込んでしまうタイプ。
厚手の幅広で、吸収力の高い素材が使われたヘッドバンドがこれにあたります。

次に、しっかりとしたフィット感で、汗を左右に逃してしまうタイプ。

どちらにするかは、お好みや季節感も考慮しながら、選んでみるのもよいでしょう。
汗止めバンドを備えたキャップとの比較
ヘッドバンドと同じような効果をもつのが「キャップ」。
ランニング用キャップには、内側に「汗止めバンド」がついているため、額からの汗を吸収してくれます。

前髪もインできるので、ヘッドバンドと同じ効果をもちます。
ただ、ヘッドバンドにはキャップとは違った魅力も。
- 頭がムレない
- 屋内でも使える
- 洗濯が楽
- さまざまなアクティビティーで使い勝手がよい
- キャップとも併用できる
詳しく見てみましょう。
頭がムレない
額につけるだけのヘッドバンドは、キャップよりも断然ムレません。
抜け毛や薄毛で「キャップは絶対いや!」という方には、ヘッドバンドは有効な選択肢。
別の選択肢として「サンバイザー」もあります。

好みは分かれるところでしょうが、お手軽さで言えば断然ヘッドバンド。
屋内でも使える
スポーツジムなどの屋内施設でも、ヘッドバンドはよく見かけます。
それに対し、キャップをかぶる人はほぼいません。
というのも、屋内では紫外線を気にする必要がないから。
また、ランニングマシンで飛び散る汗も、ヘッドバンド一つで大きく違ってきます。
ヘッドバンドをするだけで、余計なストレスを感じず、トレーニングに集中できるはず。
洗濯が楽
日々のランニングで、汗まみれになったランニング用品の洗濯の負担は結構なもの。

ヘッドバンドを使うことで、このような負担をいくらか軽減できます。
他のアクティビティーでも使い勝手がよい
たとえば、ロードバイク(自転車)。
わたしもそうですが、ランナーでロードバイク(自転車)に乗る人は多いように感じます。
ランニングであれば、額からしたたる汗を走りながらぬぐったとしても、何てことありません。
これがロードバイクだと危険がともなうため、ハンドルから手を離さずに額の汗対策ができるヘッドバンドは非常に重宝します。
ロードバイクと言わず、あなたにも同じようなシーンがありませんか?
キャップとの併用でさらに強力な汗対策が!
ヘッドバンドだけ、キャップだけでなく、両方を併用することで額からしたたる汗を強力に抑えられます。
特に夏場は、キャップの汗止めバンドだけで汗を吸収しきれず、ツバにまでしたたることも。

そんなとき、薄手のヘッドバンドなら、キャップとの併用も可能です。
特にサングラスをつけて走るとき、汗が目に入るのは何としても防ぎたいところ。

この2つを併用することで、したたる汗を強力に抑えられます。
以上、ヘッドバンドが役立つシーンでした。
まとめ
ランニング用品には、その目的が今ひとつ分かりづらいものがよくあります。
ヘッドバンドもその一つで、一見すると「おしゃれ目的」と思われがち。
ただ、実際には前髪を固定したり、額からしたたる汗を止めたりすることでパフォーマンスを向上してくれる機能的なアイテムです。
ランニング中の前髪やしたたる汗にストレスを感じているようなら、ヘッドバンドを一度試してみでください。
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