これまで夕方以降に走ることが多く、たまに日差しの中を走ると、いつもより疲れを感じていました。
今後を考えると、やはり日中も走っておくべきと思い立ち、ついにランニング用サングラスを購入。
スポーツサングラスには馴染みがなく、購入前は下記のような不安や分からないことで一杯でした。
- 走るときに揺れて邪魔にならない?
- 汗をかいたときうっとうしくない?
- 速くもないのに「カッコつけて」と思われない?
- 高価なイメージだけど相場はどのくらい?
- オークリーは有名だけど他にどんなメーカーがある?
- 男女の別は?
- サイズとかは?
- 自分に合ったものの選び方は?
- 多くの人から選ばれているのは?
購入前に色々と調べて分かったことや、実際にランニングで使ってみた経験から、おすすめのサングラスをご紹介いたします。
※本ページはプロモーションが含まれています
ランニング用サングラスは早い段階で購入がおすすめ
わたしがamazonで購入したのは、「スワンズ」という国産ブランドのE-NOX NEURON(イーノックスニューロン)で、レンズがシルバーミラータイプです。


サングラスのテンプル(柄)が、レンズの下についたちょっと変わったタイプ。

初めてのランニング用サングラスの購入だったので、サイズ的に少し不安がありました。
国産メーカーでしかもフリーサイズだったので、「平均的な日本人の顔の大きさなら大丈夫だろう」と思い、こちらに決めました。
届いた翌日に早速ランニングで着用
正直、驚きました!
ロードバイクで使うサングラスや、運転で使うものとは、あまりにフィット感が違っていたからです。


ちなみに、初めて着用したときのランニングデータがこちら。



4月19日、少し雲のかかった天気で、気温13℃ながらやや日差しの強さを感じました。
レンズの色はそれほど濃くないので、見た目にもクリア。

UVカット率99.9%なので、紫外線はしっかりカットしてくれるでしょう。
眼が紫外線を吸収すると、体内で活性酸素が増え、これが疲労の原因になるそうです。
当日は1㎞を5分ペースで10㎞走りましたが、サングラスが揺れて邪魔になることは皆無。

走り終えた直後、キャップをはずすと額から滝のような汗が。

それでも、キャップをかぶっていたので、ランニング中にサングラスの内側にしたたる汗が気になることはありませんでした。
もしキャップをかぶっていなかったら、内側の汗がかなり気になったと思います。
やはり、ランニングでサングラスをかけるときは、キャップなどで汗対策すべきですね。
ちょっと意識してみると、ゆっくりとしたペースながらサングラスをかけた人が複数いました。

サングラスをかけるのに、走るのが遅いもヘッタクレもないみたいで、「カッコつけてと思われないか?」というのは、単なる思い込みでした。
さらに詳しい、スワンズ「イーノックスニューロン」の感想はこちら
白内障などを引き起こす眼への紫外線は、浴び続けるほどに蓄積されるそうです。
白内障も紫外線により発症・進行しやすくなります。紫外線の強い熱帯や亜熱帯地域在住者、屋外労働者、屋外スポーツなどで戸外活動時間が長い人は、白内障になる危険性が高いので、十分な紫外線対策が必要です。眼の紫外線対策としては、紫外線カット機能付きコンタクトレンズ、サングラスが最も有効です。
日本白内障学会
これは、寿命の延びた現代人にとって、眼への紫外線対策が必須であることを意味します。
日差しの下を走り続けるランナーであれば、眼の紫外線対策として、早いうちからサングラスの着用がおすすめ。
スポーツ用サングラスに男女別やサイズの幅はあるのか?
スポーツ用のサングラスの多くが、男女兼用のフリーサイズなようです。
ただ、スワンズの公式サイトなどでは、男女別におすすめモデルが紹介されています。
ただし、アディダスのサングラスには、S・Lの2サイズあるタイプが多く、「男女別」を意識しているのだと思います。
男女別やサイズが気になるときは、各メーカーの公式サイトを確認してみるとよいかもしれません。
気になるスポーツサングラスの相場は?
ネットでサングラスを探していたとき、あまりの低価格にビックリするようなものも。
ランニングで使っている人もいるみたいで、コスパの高さから評価も悪くないようです。
それに対し、有名どころのオークリーはやっぱり高い!
ランニングは息の長い趣味なので、サングラスには投資も必要だと思い、極端に価格の安いものは選択肢から外すことに。
それはともかく、ランニングで使えるサングラスの相場は1,000円未満から3万円代とピンキリなようです。
ランナーが選ぶスポーツサングラスのブランドと男女おすすめ13選!
価格帯の幅からも、サングラスメーカーの多さは、何となく想像できるかもしれません。
その中でも、これからご紹介するのは、ある程度名の通ったブランド。
わたしもそうだったように、「長期的な眼の保護」といった視点から、なかなか確かめようのない「レンズの効果」を担保したかったからです。
オークリー(OAKLEY)
アメリカ発祥のアイウェアブランド「オークリー」。
ランナーにも圧倒的な人気を誇り、あらゆるスポーツで愛用者の多い世界的ブランド。
優れたUVカット機能はもちろん、軽量性や耐久性を兼ね備えながら、洗練されたデザイン性を併せ持つ。
アジア人の顔立ちに合う「アジアンフィット」も展開。
オークリー レーダーロックパス アジアフィット【男女兼用】
PRIZMは本当はどうなのか?と思っていたが、本当に見やすくて走っていてとても視界がクリアになって素晴らしい!
出典:amazon
オークリー ハーフジャケット2.0 アジアンフィット【男女兼用】
スポーツサングラスが欲しかったのでどうせ買うならオークリーと思い購入。サングラスは10個位持ってますがその中でも軽くてつけてることが気になりません。あとはフィット感の問題なので通販で購入される前にはお店などで試してみると間違いないと思われます。
出典:amazon
スワンズ(SWANS)
日本人向けスポーツサングラスの代表格で、100年以上の歴史を誇る山本光学(株)によるアイウェアブランド「スワンズ」。
日本人の顔だちにジャストフィットするフレームはもちろん、見えやすさや安全性に配慮したグラスにも定評がある。
スワンズ SOU2C【男女兼用】
白は思ったより派手だったが、フィット感最高で文句なし!ジャーニーラン用に買ったのですがトレイルランニングで使用して鼻の低い自分にもぴったりハマってズレません。いままで安物のサングラスを使ってイライラしていたのがバカみたいです。早く買えばよかった。これからのシーズン、手放せなくなると思います!
出典:amazon
スワンズ エアレスウェイブ(Airless Wave)【男女兼用】
あくまで個人的な意見ですが、かけているのを忘れてしまいそうなくらい軽く、何時間つけていても小鼻や耳が痛くなったりしません。大変満足しています。
出典:amazon
スワンズ イーノックス ニューロン20【男女兼用】
早速、20km走で使って見ました。独特の形で、ブレがないのが良いです。12~3hは走るウルトラランナーなので、少しの動きも後半には大きな影響が出ます。レースが楽しみです。
出典:amazon
ナイキ(NIKE)
言わずと知れた、アメリカ発祥の世界的スポーツブランド「ナイキ」。
マラソンなど、長時間にわたるスポーツを想定したサングラスを多数リリース。
軽量化やレンズの内側の曇りを予防するなど、ランナーにとって嬉しい機能性を搭載。
ナイキ スカイロンエースXV PRO 【男女兼用】
初めてナイキのサングラスです、他のサングラスに比べると凄く明るい気がします
出典:amazon
ナイキ テイルウィンドEV0915【男女兼用】
アディダス(adidas)
ドイツ発祥の世界的スポーツブランドの「アディダス」。
ランニングのみならずゴルフやスキーなど、さまざまなスポーツ向けのサングラスをリリースするため、選び方にはやや注意が必要。
あらゆるスポーツギアを開発してきたノウハウを活かし、軽量性や耐久性、通気性やフィッティング性など機能性に優れたサングラスを多数リリース。
アディダス evil eye halfrim pro
雑誌のレビューが最高だったので購入しましたが、大正解。サイズについては当方、やや大顔(頭囲60㎝)なのですが違和感なくフィットしました。小さい顔の方はSの方が良いと思います。調光についてですが、よく調光グラスは高温では反応しないとありますが、この前、外気温34度の日にロードバイクで走りましたら、濃いめに色がつきました。かんかん照りでしたが、まぶしいこともなく素晴らしいと思います。ただ、蓄光タイプというのは分かるのですが、黄緑色のアクセントはどうなのかなぁと。来年、白とかグレーとか赤とかの合わせやすい色展開を期待します。
出典:amazon
アシックス(asics)
国産トータルスポーツブランドの「アシックス」。
スポーツサングラスの種類は少なめながら、日本人の顔にフィットしやすいフォルムが一番の安心感。
優れた通気性でレンズを曇らせないタイプや、暗い中でも視界を保ちやすいタイプなど、ランニングシーンに合わせたランインナップが特長。
アシックス ランニング サングラス CQRS01【男女兼用】
以前のグラスだと、長く走ると途中で一旦サングラスを外すことが多かったですが、このサングラスだと外したいという気持ちになることなく最後まで(20km程度)かけ続けて走れました。満足してます。
出典:amazon
ルディプロジェクト (RUDY PROJECT)
ヨーロッパで絶大な人気を誇る、イタリア発祥のスポーツサングラスブランド。
レンズの内側を曇らせないための特許取得済みの技術など、機能性の高さはもちろん、ヨーロッパブランドらしい洗練されたデザインが魅力。
ルディプロジェクト フォトニック【男女兼用】
ノーズパットの調整はきくので重宝している。テンプルもプラゆえゴムの劣化を考えなくてすむし、ホールドもしっかりしているため問題なく使用できている。ノーズパットですがルディプロジェクトのライドンよりも小さく感じます。また、レンズはライドンよりも大きい。かけてみて頬などに干渉するようならばレンズ下部に組み込まれているゴムは取り外せるから外して使用したほうが良いかもしれない。
出典:amazon
ルディプロジェクト トラリクス(TRALYX)
エレッセ(ellesse)
テニスウェアに初めてパステルカラーを導入し、世界的ブームを引き起こしたイタリア発祥のスポーツアパレルブランドの「エレッセ」。
ヨーロッパブランドらしいスタイリッシュなデザイン性に、優れた機能性を併せ持ち、価格帯も手頃。
エレッセ スポーツサングラスES-7001H【男女兼用】
天候にあわせレンズ交換しています。デザインも気にいています。
出典:amazon
レオッティ(LEOTTI)
国産のアイウェアブランド「レオッティ」。
日本人の顔だちにフィットしやすいフレームに、機能性の高いレンズながら、購入しやすい価格帯が魅力。
レオッティ スポーツサングラス LEO
とっても気に入りました🍀レンズ交換もできて、使う幅が広がりました🍀
出典:amazon
ランニングに適したサングラスの選び方
ランニング用のサングラスを選ぶとき、押さえたいポイントは下記の4つ。

つまり、紫外線をカットしながら、軽い・ズレない・曇らないものが、ランニングに適したサングラス。
サングラスのチェックは「レンズ」と「フレーム」に分けて考える
サングラスを選ぶとき、あまり聞き慣れない言葉ばかりで、少し難しく感じてしまうかもしれません。
そんなときは、サングラスを「レンズ」と「フレーム」に分けて考えると、分かりやすいと思います。

レンズ以外の部分が「フレーム」です。
ランニングに適した「レンズ」の確認方法
まずはサングラスの要である、レンズを確認。
サングラスのレンズは、ガラスよりも軽くて割れにくく、加工のしやすいポリカーボネートなど、プラスチック素材が主流です。
レンズの種類は3つ
下記の通りです。
- カラーレンズ
レンズに着色したもの - 偏光レンズ
反射光をカットする機能を備えたもの - 調光レンズ
紫外線量によってレンズの濃さが変化するもの
濃いレンズが紫外線をカットするとは限らない
3種類のレンズの中で、少し注意していただきたいのが「カラーレンズ」。
カラーレンズは、レンズに着色することでまぶしさを抑えられる反面、紫外線をカットする効果とは関係しません。
たとえば、光をほとんど通さない真っ黒なサングラスをかけていたとしても、それで紫外線がカットされるとは限らないのです。
気をつけなければならないのは、むしろその逆のパターン。
日差し(見える光)がまぶしくて、濃い色のサングラスをかけると、視界が暗くなり瞳孔は開き気味に。
これは、眼に紫外線(見えない光)を受けやすい状態と言えます。

日中に濃いレンズのサングラスをかけると、瞳孔が開き気味になり、紫外線のダメージを受けやすくなる可能性があるので注意してください。
紫外線カット率の確認方法
紫外線カットに、レンズのカラーが関係しないのであれば、眼を保護してくれるサングラスをどのように探せばいいのか?
そこで必要となるのが、「紫外線カット率」や「紫外線透過率」
このような表記のあるサングラスが、UVプロテクション機能のあるサングラスです。
「UV」とは「Ultra Violet」の略称で、紫外線を意味します。
ちなみに、紫外線には3種類があり、いずれも眼に見えません。

「UV-C」はオゾン層などでさえぎられるため、地上に到達するのは「UV-A」と「UV-B」。
この2種類の紫外線をカットするのがUVプロテクション機能で、「紫外線カット率」や「紫外線透過率」のような表記が見られます。
- 紫外線カット率:レンズが紫外線をさえぎる割合
- 紫外線透過率:紫外線がレンズを通る割合

この2つは、相反する指標なので間違わないよう注意してください。
ランニング用であれば、紫外線カット率99.9%以上、紫外線透過率0.1%以下を選びたいところ。
レンズの色は可視光線透過率で選ぶ
レンズの色がUVカット率にあまり関係しないのであれば、レンズカラーは何色でもいいのか?
結論から言うと、ランニング用のサングラスのレンズカラーはとても大切です。
なぜなら、レンズカラーが見え方を大きく左右するから。
たとえば、日中でも真っ黒なサングラスをかけると、視界が一瞬にして暗くなります。
これは、真っ黒なレンズが可視光線(見える光)をさえぎった結果です。
このとき、レンズが可視光線をどのくらい通すのかの指標が可視光線透過率。
レンズカラーと可視光線透過率の関係は、下記の通りです。
- レンズの色が濃い
可視光線透過率は低め⇒視界が暗くなる - レンズの色が薄い
可視光線透過率は高め⇒視界はあまり変わらない

要するに、可視光線透過率100%というのは、裸眼と何も変わらない状態。
逆に、可視光線透過率0%であれば、何も見えない真っ暗闇。
室内ではなく外を走るランニングでは、時間帯や気象条件により、そもそもの明るさが大きく違ってきます。
たとえば、可視光線透過率15%以下のレンズでは、曇りや雨の日では暗すぎて視界不良となります。
天候変化に対応したいのであれば、可視光線透過率は20%〜40%を選んでください。
また、サングラスによってはレンズの取り外しが可能で、カラーの違う複数のレンズがセットになっているものもあります。
その場合、時間帯や天候により、使い分けができて便利です。
レンズ全体を見たときの形状
レンズが2つに分かれたものを「二眼式」、左右のレンズが繋がっているものを「一眼式」と言います。


度付きのレンズなどに対応しやすいのは二眼式、視野が広くて見やすいのは一眼式です。
レンズの内側の曇り予防
レンズの内側が曇らないよう、レンズに切れ込みの入ったものがあります。

これがベンチレーターとなり、内側の通気性を高めます。
ランニングに適した「フレーム」の確認方法
スポーツサングラスのフレームは、軽くて加工のしやすいナイロン素材が主流です。
軽量性
長時間の使用も想定されるランニング用のサングラスに、軽量性は欲しいところ。
フレームの軽量化をはかるため、医療用カテーテルに使われるような素材(グリルアミド)を採用したものも存在します。
サングラス選びでは、「重さ」も基準の一つとして確認してみてください。
フィット性
顔の幅とテンプルの幅が合っていることを前提とし、フィッティングを大きく左右するのが鼻パッドとテンプル。
鼻パッドやテンプルは、それぞれの人の形状に合わせて微調整のきく、可動式も存在します。
また、この部分にラバー(ゴム)やシリコン樹脂を採用したものは、汗や雨で濡れたときも滑りづらく、フィッティングを高めます。
通気性
大量の汗をかくランニングでは、レンズの内側が曇りがち。
リム(レンズを覆う部分)と頬に適度な隙間がないと、曇りやすくなります。
適切なサイズ選びが、通気性の確保にもつながるのです。
また、レンズ上部にしかリムがないハーフリムタイプは、頬との間に適度な隙間をつくるため、通気性が高く曇りにくいでしょう。
まとめ
サングラス選びでは、少し専門的な知識を要するため、難しく感じてしまうかもしれません。
また、フィット感は実際にかけてみなければ分からないのも事実。
もしネット購入が不安なら、店頭でかけ心地を確かめてみることをおすすめします。
ぜひ、お気に入りのサングラスを見つけ、さらなるモチベーションアップとともに、今のうちから眼の紫外線対策に取り組んでください。