オールシーズンで使えるやや深めなキャップとして、当サイトでご紹介しているアールエルTRC181M。
このキャップを実際にかぶってみたのでレビューします。
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アールエルのTRC181Mキャップとは?
とにかく機能的であらゆるランニングシーンにマッチする、アールエル(R×L)の高機能キャップ。
アールエル(R×L) とは、世界で初めて左右のある靴下を生み出した日本の靴下製造メーカーの「武田レッグウェアー」によるブランド。
「靴に左右があって靴下にないのは何故?」と、当たり前すぎて誰もが見落としがちな既成概念の矛盾に気づける感性をもとに、さまざまなランニングギアを開発中。
その一つが TRC181M キャップ。
とにかく機能的で、かぶってみて気づくことが満載。
まずはその機能について、いくつかご紹介します。
内側の通気性を高めるベンチレーション
内側をドライに保つベンチレーター (喚起のための装置) を額部分に配備。
これが額(ひたい)とキャップの間に隙間をつくってくれます。
さらに両サイドにメッシュを配置。
ベンチレーターからの空気をメッシュ部分へ抜けさせることで、内側の快適性を確保。
暗い中での視認性を高めるリフレクター
社会人のランナーであれば、早朝や夜間といった暗い中を走ることが多いと思います。
そんなときに役立つのが、射した光を反射してくれるリフレクターの存在。
前後左右に配置されているのは心強い限り。
汗のしたたりを軽減する汗止めバンド
ランニング中の額にしたたる汗は、目にしみて不快そのもの。
このキャップには、汗を吸い取りやすいタオル地のような汗止めバンドが採用されています。
このバンドが頭部の大量の汗を吸収し、したたりを抑えてくれます。
長めで幅広なツバ
ランニングキャップをかぶることの意味に、ツバの効果があります。
雨や日射しの中での視界の確保など。
このキャップのツバは幅広で長いため、より効果を実感できます。
雨をはじく撥水性
ランニングに雨はつきもの。
急な天候変化にも対応できるよう、キャップに撥水性があると役立ちます。
サングラスをのせたまま走れるサングラスホルダー
ランニング中、不要になったサングラスをどうしたらいいか困ってしまいます。
そんなときに役立つのがサングラスホルダー。
サングラスのテンプルをホルダーへ通せるので、ツバの上に置いたまま走り続けられます。
以上、機能性に富んだ TRC181M(ホワイト/レッド)を実際にかぶってみました。
アールエルのキャップTRC181Mをかぶってみた感想
以前から気になっていたキャップがついに届きました。
料金は¥3,630でした。
このキャップの詳細は以下のとおり。
サイズ | フリーサイズ(ツバ7.5㎝×高さ11.5㎝×内回り57㎝) |
カラー | 3色 |
素材 | ポリエステル |
フリーサイズのため、サイズを選ぶことはできません。
わたしの頭囲は58㎝ジャスト。
キャップの大きさに何の問題もありません。
かぶり心地は「特に深め」というわけではありませんが、「少しの風でも飛びそう」といった感じでもありません。
アジャスターを調節すると、ちょうどよいフィット感でかぶれました。
ちなみに、おでこと後頭部の最も出っ張った部分をメジャーで測った数値が頭のサイズ。
頭のサイズを知っておくと、キャップ選びに役立ちます。
話が前後してしまいますが、先に洗濯についてお話しします。
すでに30回以上ランニングで使用し、その度に洗濯ネットに入れて標準コースで洗っています。
30回以上洗濯した状態がこちら。
これといった毛羽立ちや、ほつれはありません。
amazonのレビューに「12回くらいの洗濯でロゴがはがれた」とあったので心配していましたが、今のところ何の問題もありません。
洗濯機で洗っても問題なかったので、日々のお手入れが楽ちんです。
撥水性を確かめるために雨の中をランニング
雨の中を走ったランニングデータが下記になります。
データ詳細
日付 | 2月28日 |
時間 | 18時43分〜 |
気象条件 | 雨(降水量2/㎜h)、気温8℃、湿度92%、風速3m/秒 |
キョリ | 10.01㎞ |
所要時間 | 54分15秒 |
ペース | 5.25分 /㎞ |
心拍数(bpm) | 平均159 最大175 |
データは「ガーミン・instinct」によるもの。
感想
まず確かめたかったのが撥水性。
当日は走り始めからずっと雨でした。
ランニングコースへの行き帰りの時間を合わせると、1時間半は雨にうたれ続けました。
自宅に戻ったとき、表面は雨と汗でビショビショに。
ツバからポタポタと水滴がしたたる状態でした。
ただ、内側に雨が浸み込んだという印象はありません。
ランニング中、パチパチと雨をはじく音がしていたので、撥水性は間違いないでしょう。
とはいえ、少なからずメッシュから雨が侵入していると思います。
ただ、それも気にならない程度。
次はベンチレーターの効果。
多くのキャップを実際にかぶりましたが、このキャップの額部分のベンチレーターは秀逸です。
ランニング中、ここからキャップの内側へ空気が入ってくるのを感じます。
キャップと額とのわずかな隙間から、こんなに換気できるとは正直驚き。
侵入した空気が、内側のムレた空気を両側のメッシュへと誘導してくれるようです。
額のベンチレーター部分は少し厚めのつくりなので、より汗を吸収しやすいつくり。
このキャップをかぶったとき、額にしたたる汗はほとんどなく、ランニング後はツバから滴っています。
当日、雨はそんなに激しいものではなかったものの、終始降り続いていました。
幅広で7.5㎝と、わりと長めなツバが雨の中の視界を確保。
ニットキャップで雨の中を走ったことがあります。
その時、キャップのツバの有難さを実感しました。
キャップのツバが幅広で長めだと、視界を確保してくれる効果がより高めなので安心。
一方、ツバが大きめだと、風にあおられやすくなります。
当日はやや風が吹いており、時折の強風もありました。
それでも、風速3m/秒ほどの風であれば、キャップが飛ばされそうになることはありません。
アジャスターを手袋ごしに絞る程度。
マッジクテープ式なので、走りながらのサイズ調整が容易。
マッジクテープには光沢のあるビニールのような素材が採用されています。
そのお陰か、30回以上の洗濯でもマジックテープが糸くずだらけになることはありません。
以前に使っていたキャップは、日々の洗濯でひどいことになってしまいました。
TRC181Mキャップには今のところこれがありません。
まとめ
撥水性を確認するため、あえて雨の中を走りました。
思った以上に水をはじいてくれ、キャップの内側は晴天時とそれほど変わらないものでした。
また、内側の通気性はこれまでのランニングで確認済みでしたが、特にムレがちな雨天ではその効果をさらに実感。
通常のランニングキャップにくらべ、やや深めと言えるかぶり心地も良いと思います。
多くの機能をもつアールエルのTRC181Mキャップ。
オールシーズンで使えるユーザビリティの高いモデルとして、十分におすすめできるクオリティーです。
今回ご紹介のキャップはこちら。
アールエルTRC182W【レディース】
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